道志川渓谷ツアー

1月22日はClass5道志川渓谷ツアーに行ってきました。

道志川は山梨県の山中湖近く、御正体山から発し、神奈川県の津久井湖から相模川に注ぐ渓流です。今回はその山梨県部分、県境の両国橋まで約６Kmのツアーです。

朝７時過ぎにつくば市の我が家を出て、常磐高速～首都高中央環状線～中央道経由で現地に着いたのは集合時刻の９：３０を少し過ぎた頃でした。みなさま、遅れてゴメンナサイ。

この日のメンバーは１年ぶりClass5復帰の才谷屋さん、owlさん、こちらもお久しぶりのホワイトシュガーさん、雲さん、私の５名。ガイドはもちろんClass５主催のYararenger師匠です。

　雪景色の中、両国橋の駐車場で着替えをして、Class５のハイエースでスタート地点へ移動。道志みちから河原におりる道路は一面雪で真っ白、ハイエースが四駆でよかった！と思っていたら細いその道の正面から除雪車がやってくるではありませんか。よけるスペースがなく困りはてたら、なんと除雪車が法面を上っていって回避してくれました。さすが除雪車ですね。

両国橋の駐車場で、雪の中で着替え、出発に備えます

　さてハイエースからカヤックを降ろすと、あとは川までカヤックに乗ったままスノーエントリーです。なんだか得した感じ！スキー気分も味わえました。

さて、肝心の川にはこの時期でも結構水があります。しかも勾配が大きくドロップの宝庫でした。流速もあり、迫力充分です。雪景色の中でカヤックを楽しめました。

スマートで力強い漕ぎのOWLさん

ブランクを感じさせず見事にビランを操る才谷屋さん

短いFUNで参戦するも難コースを漕ぎきったホワイトシュガーさん

いつもクールに決める雲さん

所々ではイイカンジ？にも見える私、この日は２沈ですみました

午後からは快晴となり、岩と雪、そして渓流のすばらしい景色でテクニカルなコースを堪能しました。思えば下手なりによくこんな所へ来られるようになったものだと感慨もひとしおでした。これまで指導いただいたYararenger師匠、そしてつきあってくれた仲間たちに感謝です。課題のブーフは時々気持ちよく決まるものの、ほとんど思いどうりには行きません。何度か岩に張り付きそうにもなりました。修行の道は当分続きそうですね。

日原川アッパーセクション

今年の初漕ぎとして1月9日Class5日原川アッパーセクションツアーに行ってきました。
日原川は初めて下る川ですが、去年最後に行った丹波川の近くにあります。しかしここは東京都、多摩川の支流です。数年前に日原鍾乳洞に行ったことがありますが、その近くのセクションです。朝8時半に寒山寺駐車場に集合。この日のメンバーはほりほりさんと私の2人、ガイドはもちろんClass５のYararenger師匠です。この日自宅の外気温は－３℃、寒山寺では０℃でしたが、現地につくと１℃。意外と寒さは厳しくなかったです。もちろん日陰には雪や氷がありましたが、丹波川よりは日当たりがよい感じでした。ただ、この早い時間に集合というのはもちろん訳あってのこと。コースが約６Kmと長くかつ難しいらしいのです。

岩と氷と障害物の間をぬって進んで行きます

核心部の一つ、こんな感じの瀬が延々と続きます

荒涼としているが美しい不思議な世界

深く白いゴルジュを下流より眺める

さんざん脅かされて川に行ってみると、確かに難しい、というか水が少なくて岩岩です。 でも落差のあるドロップがこれでもかと言うほどあり、私はかなり気に入りました。このところ取り組んでいるブーフが必要なところが次々と現れます。なかなか思い通りにはなりませんが、なんどか気持ちよく決まるようにはなりました。しかし、鉄筋、鋼材、ワイヤーや鉄橋の一部など、ありとあらゆる人工物がそこかしこにありました。ある瀬では鉄筋が両岸から雑草のように伸びていて、その間をすり抜けて行くところもありました。あちこちに氷瀑や氷柱があり、美しい景色と荒廃した景色が混在していて独特の景観を呈していました。最後には川をまたぐ鉄橋に無人のトロッコが行き交い、まるで宮崎駿のアニメ世界へ迷い込んだようでした。今回の動画は「岩と氷の迷宮」と名付けてみました。
３時台には何とかゴール。なんどか岩にラップしてレスキューを受けましたが無事下界へと戻れました。