2012年4月20日金曜日

Class5野尻川ツアー




415日はClass5野尻川ツアーに行ってきました。
野尻川は福島県を流れる只見川の支流です。2年前の5月にも同区間を下っていますが、そのときは水量が少なく、どちらかというと癒し系の川でした。そのときの動画はこんなかんじ。美しい川ではあっても、激しさはない印象でした。ところが、今回はぜんぜん違いました。水量が変わるとこんなにも川の表情が変わるのでしょうか。
 今回のメンバーは7人。南極3号さん、ほりほりさん、mashiさん、woodsさん、トロ5さん、かめ吉さんと私。ガイドはいつものYararenger師匠。まずは周囲の景色からして前回と違います。前回はすでに新緑の季節、風薫る山里の中を下りました。今回はまだまだ雪が多く、厚い残雪を踏みしめながら川に出て行きます。水量も桁違い!轟轟と流れており、見るだけで恐怖を感じるくらいです。そこそこに巨大ホールが口を開けていました。私的には、前回と今回の中間くらいがちょうど良いんですが・・、と言っても始まりません。さっそくスタート。しかしアップするようなトロ場もなくいきなりアドレナリン全開です。
いきなりこんなところでスタート
充実しきったカヤックライフの仕上げをする南極3号さん
この川ではこんなところがトロ場です

 とにかくYararenger師匠の指示通りにコースを取ろうと思うのですが、流れの音が大きくて師匠の言葉がなかなか聞き取れません。メンバーの航跡も参考にしながら進みますが、流れが速くかなり早めに判断をしないと痛い目に遭いそうです。
やがてコース半ばにある「タンもどきの瀬」に到着。前回来た時よりもどでかくなっていて大迫力!それに下流にはストレーナーっぽい岩や横一直線のホールが待ち構えていてかなり緊張します。それでも皆さん無事クリア。
タンもどきの瀬をゆくmashiさん

タンもどきのワタシ


そして後半もどんどん進んで行くうちにメイクドラマもあり、なんとかゴール手前にやってきました。前回来た時は、ゴールに瀬はなく、ただ陸に上がる場所としてあっただけでした。ところが今回はその違いにビックリ。この川の核心部はじつはゴールにあったのですね。大きな落差を伴うS字のカーブになっていて、本流がカーブ外側にまともに当たって巨大ピローが渦巻いています。しかも前後には巨大な岩が鎮座していました。すぐ下流には橋脚があり、その向こうはもう只見川です。従ってここで沈脱すると、只見川まで行ってしまいます。さらに運が悪ければ橋脚にひっかかってしまうこともあるでしょう。かなり緊張しましたが、師匠がすんなりS字内側に入る様子を見て、行けそうな気がしました。出発時、なるべく内側の岩に近づこうとして目一杯こいだら岩に当たりそうになり一瞬パドルを止めました。するとかなり波に振られて沈しそうになりましたが、パドルと入れるとなんとか立ち直りました。あとは目一杯イン側へ脱出、無事ゴールにたどり着けました。。意外やピローまで行った方もむしろそのピローを利用してすんなり通過し、ほかのメンバーも無事漕ぎ抜けました。いや、ゴールが核心部のすごい川でした。大満足で帰宅の途につきました。
ゴールの瀬を行くトロ5さん


巨大ピローを利用してうまく漕ぎ抜けるwoodsさん、さすが!



動画はこちらでご覧ください。

2012年4月12日木曜日

Class5千曲川ツアー


48日はClass千曲川ツアーに行ってきました。
集合は朝10時に新潟県津南町の津南観光物産館。少し遠いので、前日午後に出発して越後湯沢で一泊。ところが関越道は雪でチェーン規制!先週ノーマルタイヤに戻した所なのに、急遽スタッドレスに履き直しての出発でした。4月だというのに、関越トンネル手前から吹雪いていました。しかし翌日は朝から快晴!普段の行いがちいますよね(誰の??)。ホントに気持ちいい一日でした。
 この日のメンバーは南極3号さん、ほりほりさん、なべさん、新人さんと私の5人。ガイドはいつものYararenger師匠です。早速着替えて15Km 上流のスタート地点、長野県栄村へ移動。たしかに出発地点は千曲川ですが、途中県境をこえてゴールは新潟。県が変わると千曲川は信濃川とその名も変えるので、今回は信濃川ツアーでもありました。雪を踏みしめて川に出て行きます。川から見ると雪景色が青空に映えて綺麗です。
千曲川核心部、遠景ですが巨大ホールがいっぱいです

 川はゆったり大きく、雪解け水がたっぷりあります。所々に豪快な瀬があり、大きな三角波が次々と現れます。テクニックと言うより気合いで乗り越えて行きます。岩など障害物はごくわずか、基本的に真ん中を下っていれば良い感じです。ただ1箇所だけカーブ外側にシーブあり、早めの方向転換が必要な場所があります。やはり知っている人と行かないと危険でしょう。途中速い流れの中でフェリーの練習などしましたが、なかなか上手く行きません。やっぱり宮川は無理だな・・。
エントリでかんじきを履く南極3号さん

こんな感じの白と青の世界をどんどん進んで行きます
所々遊べる巨大ウェーブあり、ただしエントリが難しい!

 かなり長い距離でしたが、流れも速くちょうど良い感じでした。爽快かつ豪快な一日を楽しみ、330分にはゴールの津南町物産館に到着。帰宅の途につきました。


2012年4月10日火曜日

動画100本ベスト5


前回の「The Tongue Raipd」でアップしたカヤック動画が100本になりました。
だからどうしたって?どうもしていません、済みません。ほとんどは人様に見ていただくのも恥ずかしいような物ばかりですが、中にはいくつかお気に入りの作品もあります。今回は、自分なりのベスト5を選んでみました。

ベスト5:福岡堰の桜
これはつくば市と常総市を流れる小貝川の福岡堰で撮った作品です。満開の桜の中をファルトでゆっくり漕ぐだけですが、天気と桜がすばらしいのでお気に入りです。石川セリの歌もマッチしていますね。

ベスト4:河津七滝滝落ち
これはClass5主催滝落ちツアーの動画です。元の作品は普通に見られるのに、アップした物は静止画の下半分が所々ゆがんでしまうのは何故か分かりません。参加した全員が登場する様にしたうえで、全体の流れもちょうど良い感じに仕上がりました。スーザン・ボイルの歌もイイカンジだと思っています。なんだか南極3号さんが主人公みたいな歌詞ですね。


これもClass5主催の利根川ツアーです。雪解け時期の水上の魅力がでており、破綻無くまとまっていると思います。ラスト、人が写らずカヤックだけというのが余韻を残す感じで気に入っています。音楽は自分で知っているのもを使っているので、みんな古いのばっかりですね。ショッキングブルーのビーナス、古っ!でも自分ではこの動画にあっていると思います。


ベスト2:導師川
Class5主催導師川ツアーの動画です。ヘルメットカメラ(VIO社製POV)での画像が綺麗に撮れました。川相と曲のテンポが合ってますね。チックコリアの音楽は古いけど新鮮です。手持ちのレコードからデジタル化して使いました。車内でのホワイトシュガーさんの表情や、スノーエントリーの場面も気に入っています。


ベスト1:檜枝岐合宿
これは檜枝岐クラブの合宿、檜枝岐川ツアーの動画です。出力の方法を誤り、一部画像が粗くなってしまいました。しかしそれでも、みんなが楽しんでいる雰囲気が良くでているのでベストとしました。選曲もマッチしているかな。ビートルズ、オブラディオブラダです。


まあ、こんな感じで作ってきました。これからも自分の記録として、そして見た方がカヤックをやってみたいと思う人が一人でもいるようにと思いながら作り続けたいと思います。

2012年4月5日木曜日

さらば南極


 44日はアルジェリアに旅立つ南極3号さんの檜枝岐クラブ壮行会(兼へたっぴカヤッカーさん快気祝い;付け足しでゴメン!)に行ってきました。場所は上野駅にあるタイ料理、コカレストラン アトレ上野。平日にもかかわらず多くの方が集まり、南極3号さんとの別れを惜しみ、一緒に過ごした時間を懐かしく語らいました。幹事の労をとってくださったMashiさん・Woodsさん、ありがとうございました。

快気祝いのへったっぴさんも元気に参加


元やんさんはSkypeで出席




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Mashiさん、Yarisaさん、Woodsさん、南極3号さん、私、才谷屋さん、へたっぴさん、Actonさん、OWLさん、ほりほりさん

 昔の少年漫画でよくあったストーリー。荒れた学園にある日見知らぬ少年が転校生としてやって来た。この少年、何事にも型破りであちこちに波紋を引き起こす。しかし次第に周囲はその魅力にとりつかれ、やがて番長まで味方にしてしまう。そしてようやく学園に平和が訪れた日、少年は何処かへと去って行く・・・。
南極3号さんは、こんな少年漫画の主人公にダブってしまいます。彼女は200608年にかけて第48次南極観測隊の一員として南極で過ごしています。帰国後からカヤックをはじめて、087月かえるアドベンチャーの長瀞講習で初めてお会いしました。その後は至る所でご一緒することになりました。私の方が少し早くカヤックを始めていたので、当初は南極3号さんよりは多少上手いと思っていました。しかし南極3号さんの猛烈な追い上げであっという間に同レベルになっていました。095月には檜枝岐クラブの前身、かえるクリークチームを結成。以降はガイドをつけず自分たちだけで檜枝岐にでかけたりするようにもなりました。また南極3号さんは主に一人でニュージーランド、コスタリカ、ネパール、そしてノルウェーへとカヤック修行に出かけられています。2010年にYararenger師匠が独立してClass5を創業。以降南極3号さんはClass5漬けの日々を送られていました。年に150日?近くも漕いでいたようです。私も徐々には上達していると思いますが、今では南極3号さんの方が2段階ほどは上手くなっています。
さて、これからどんな楽しいカヤックライフが待っているかと思っていた矢先、南極3号さんは自らの意志でアルジェリア行きを選択されました。急に仲間が居なくなるのは寂しいですが、世界にその活躍の場を広げ、人類に大きく貢献してくださると信じております。そんな南極3号さん主演の動画を2本作成しました。主演女優公認で公開させていただきます。

こちらからご覧下さい→  Legend of the south pole
 

     こちらも見てね →   南極の大冒険 


 お楽しみいただければ幸いです。