2013年3月26日火曜日

キツ楽しい!タンの瀬フリースタイルクリニック


324日はClass5フリースタイルクリニックinタンの瀬に行ってきました。
ちょうど1年前の325日にもここタンの瀬に来ていますが、その時はパワーに圧倒されトホホ状態。こわごわスポットに入り、無理矢理スピンさせられてスターン食われて沈!でした。一緒にいた南極三号さんには2段階以上の差をつけられてしまいましたね。さて今年はどうなることやら。
 昨年と同じく前夜に電車で寒河江入り。朝Yararenger師匠にお迎えに来ていただいていざタンの瀬に。昨年は一面の雪原でしたが、今年の雪は半分以下ですね。天気もよく、気温は低いものの気持ちのよい春の一日となりました。長崎水位も昨年とほぼ同じ9.69.5mですが、Yararenger師匠に言わせると、去年より難しいとのこと。見た目も、実際に入った印象も私にはその差は解りませんでした。

寒河江の町中には、日陰に雪が残っているだけでした
カヌーランドにはカヤッカーの車が数台、ここで寝泊まりしている方もいるようです

 さてカヌーランドに行ってみると、そこで寝泊まりしている猛者もいるようで、すでに車は何台もともめてありました。でも実際に川にいる人はまだ2人くらい。駐車場でマッタリしている人も少しいて、ほかはダウンリバーに出かけているのかな?準備を整えいよいよスポットへ。2月の桂川鳥沢ホールで痛感した、膝のサポートをしっかりして船を固定すること、そして上流への意識。この二つだけを注意して漕ぎ出しました。



 瀬に入るとすごい迫力!そのパワーとスピードに圧倒されました。でも去年よりは少しイイ感じ。ホールの中でどの位置にいるかはある程度わかる余裕は出来ました。スターン沈も減りました。スピンも回されていると言うより、少しは回っている感じ。でも結局スピン以外のことは何も出来ずです。しかも一度スポットに入ると瀬のパワーでメチャクチャ消耗します。心臓はバクバク、息はゼーゼー、握力は落ちるしウデもきつい。左岸にたどり着くだけでも大変です。1回入ると小休止、3回で陸に上がってゆっくり休む、くらいでないとやってられません。

今年初のタンの瀬でも鮮やかな動きを見せるYararenger師匠

とても同年代とは思えない体力と技術、そして情熱でブラントやスクリューをビシバシ決めていたミスターさんの勇姿。勝手ながらたわしの心の師匠とさせていただきます。
出来たことは去年と同じスピンだけの私、でもなんか良くなった気がしてキツイけど楽しい!

はじめは45人のヘビーローテーションでしたが昼が近づく頃にはいつの間にか15人以上のカヤッカーがいました。でも皆さんも結構きつそう。日本代表クラスの方々も、トップをとれずにそのまま流されることも度々あったようです。

午後になると急に人数が減って行き、最後は4人になってしまいました。ますますローテーションがきつくなり、3時前にはヘトヘトになって終了。
きつかったけれど、楽しかった!出来ることは去年と同じスピンだけですが、去年よりははっきり進歩した事が実感できました。南極三号さんとは1段階差まで近づけたかな?来年はブラントが出来るようになっていたいな。


動画はこちらでご覧ください

2013年3月19日火曜日

静水でSUPデビュー

319日に静水SUPデビューを果たしました。
場所は家から10分ほどの調整池です。前夜の荒天から次第に晴れ間が広がり、暑いぐらいの日和になりました。東京では桜が開花したそうですが、ここつくばではコブシが満開です。この調整池、一辺が200mどあり、水深は80㎝程度。水質はイマイチですが、水鳥がたくさんいてのどかな雰囲気です。休日は釣り人が多いのですが、この日私の到着時にはだれもいなかったので早速準備。ドライトップを持ってきたのですが、暑くてとても着る気にならずファイントラックのミッドレイヤーにPFDを付けました。ヘルメットはいらない場所ですが、POV画カメラがヘルメットに付いているので、ヘルメットを被っています。

調整池の向こうには筑波山が見えています
池の周りにはコブシが満開
さてSUPをもって車から水辺へ15mほど移動しますが、これが結構大変です。このSUPは大きく、重い!30Kg近くあると思います。中心部に持ち手があるので、そこを持つと平地を歩くのはそこそこできます。でも坂道や、長い距離はきついですねぇ。スタート地点は十分考えて設定する必要がありそうです。
なんとか水辺にたどり着き、いざスタート。乗り込むときはやや不安定になりましたが、その後はスムースに進んでゆきました。多少揺れても平気ですね。船足はそこそこ、早くはないですが、進まないこともない程度。直進性は結構高いですね。少なくとも一~二度漕いだ事のあるカナディアンよりはまっすぐ進む印象です。パドルは身長+20cmという長さで設定してみましたが、もう少し長い方がよかった印象です。それとも、もう少し腰を落としてパドリングした方がよかったのかな?この辺はどなたかに教えてもらわないとわかりませんね。

バウのGoPro映像より

SUPから撮影した風景、カヤックよりかなり視点が高いですね


景色はカヤックより視点が高い分、かなり遠くまで見渡せます。こんな春の日和はSUP向きですね。
さて、気温も25度くらいまで上がったためか、30分も漕いだら汗びっしょりになり無事初SUPは終了。まあ、なんとかなりそうな手応え。次回はゆるーい流れのところで乗ってみます。


動画はこちらでご覧ください

2013年3月16日土曜日

丹波川ロワーエアーセクション


310日はClass丹波川ロワーセクションツアーに行ってきました。
家を朝7時前に出て、9時前に御嶽を通過、ここまでは順調でした。ところが鳩ノ巣からは先はミニパトが3台ほど先を走っていました。きっちり制限速度で走るため、車列はどんどん長くなって行きます。そして集合時間の9時半が近づいてきます。ミニパトは愛宕トンネル手前で直進してくれたので、私はトンネル方向に曲がって加速。遅れを取り戻そうとしましたが、今度はゆっくりした地元車両に行く手を阻まれました。仕方なくその後について愛宕トンネルに入って行くと、なんとトンネル内でねずみ取りをやっていました!地元車両は知っていたのですね。危なかったぁ~。その後は空いた道路を急ぎましたが、集合に5分ほど遅れてしまいました。ごめんなさ~い。
さて集合場所「道の駅たばやま」に着くと、すでにYararenger師匠と、この日のメンバーOさんが待っていました。Oさんは桂川でもご一緒させていただきました。この日はフルフェイスヘルメット、エルボーガードにピラニア・バーンと完璧なクリーク仕様で登場です。ちなみにYararenger師匠はこの日Jackson Karmaで登場。思ったより大きくなく、スマート。日本のクリークでも使いやすそうですね。



何となく春めいているこの日の渓谷

川に出ると水位はかなり低め。このコースは2回目ですが、前回より相当少ない印象です。それでも岩岩のセクションに入ると面白い。ブーフの練習には最適ですね。危険度は低いですが、ブーフを要するドロップが次々に現れます。そして山の木々にまだ葉は出ていないのですが、なんとなく春っぽい雰囲気が漂っています。東京ではこの日の気温は25度まで上がったらしいですが、ここは20度近くまでいったのでしょうか。

そしていよいよ核心部。前回私はポーテージしましたが、今回はチャレンジです。まずはYararenger師匠のお手本。さすが、着水時にバウが下がりません、というか少し上がっているのではと思わせるような見事なブーフが決まりました。次に私。まあまあかな。ちょっとバウは下がり気味ですね。しかし岩壁左の狭い水路を抜けたところで沈!トホホです。続いてOさん。見事にブーフが決まりました。

核心部でのYararenger師匠、完璧なブーフ

Oさん、決まってます

私、まあまあかな


その後もいくつも楽しい瀬がありゴール。2時前には道の駅で肉うどんをいただいていました。穏やかな春の一日を楽しく過ごさせてもらいました。


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2013年3月10日日曜日

SUPがキタッ~!


春風とともに、我が家にSUPがやって来ました。
SUPは、Stand up paddle boardの略、つまり立ち漕ぎするサーフボードの様なものです。こ12年ネットで見ていて、やってみたいという思いが昂じてClass5で注文していたものを今日受け取りました。
このSUPJackson kayak製で、ホワイトウォーター仕様のSuperChargerという製品。ネットで動画は見ていましたが、実物を見るのは今日が初めて。デカッ~!あまりの大きさにびっくりです。エスティマの助手席を倒してなんとか車内に入りましたが、運転席以外の座席は使用不可の状態になっていました。これからどうやって運ぶかな?ルーフキャリアを用意するしか無いかな・・・。でもすごく重いので、ルーフに上げるのは大変そうです。
SUPerCargerの後ろ姿
ボトムはレールが3本あり、フィンも3つくけられるようになっています
バウには荷物固定?のベルト、そしてGoPROのアタッチメントが付いていました
なぜ付いている?ドレンコック
カヤックと比べるとそのデカさが際立ちます


 家のガレージに置いてみるとその大きさが際立ちます。ディーゼル70がすごく小さく見える!こんなもん、ドナイスンネン?とにかく初めてなので不思議なことばかり。なぜドレンコックが付いているの?それを開けたらシューと音がして気体が出てきましたが、これは?ただ空気が暖められて膨張しただけか?それにしては随分長い時間吹き出していたな、わからん・・・。

まずは、近所の池で練習し、その後緩い川に出かけてみましょう。たぶん、カヤックとは見える景色も違うし、スリルも3乗くらいになっているのではと期待しています。これで御嶽を下るのが当面の夢です。