2012年3月27日火曜日

Class5鶴川ツアー


320日はClass5鶴川ツアーに行ってきました。
鶴川は相模川の支流で中央高速上野原インターからすぐ近くにあります。桂川に出かけるときは必ずこの川を渡って行きますが、この川でカヤックが出来るとは知りませんでした。ただ当日は水位が低くカヤック出来るか分からないとのことで、Yararenger師匠がわざわざ早朝に下見をしてくれました。そしてなんとか行けるとの判断で午前10時に上野原に集合。
 この日の参加者は南極3号さんと私、そしてガイドはもちろんYararenger師匠。さっそくゴールの登下(とっけい)入り口に移動。着替えてスタートの桐原郵便局付近まで5Kmほど上ります。
 川に降りてみると、やっぱり水は少ない!とくにスタート地点の川底が砂で、船底をこする感じです。春の小川のような所をしばらく行くと、次第に渓谷が深くなってきてクリークっぽい雰囲気が出てきました。道路からすぐ近くなのに傾斜が強いためか釣り人はほとんど居ません。次第に岩また岩のドロップが増え、落差も大きくなって来ました。水も集まってきて、ブーフの実践練習に最高です。初めはしっくり来なかったブーフも、徐々に決まりだしてきました。第二核心部、1mほどのドロップ下流には倒木が入っていて、バウを下げるわけにはいきません。思い切りスピードを付けて、飛び出すときはリーンをかけながら落ちる水の重みをパドルで捉えつつリーンバック!着水後直ちにフォワードストロークで脱出。いや、上手く行きました。これまでで最高の出来、思い通りのブーフでした。続いて南極3号さんもきれいにクリア。しかし満足に浸るのもつかの間、すぐに核心部に到着です。
いつもながらビランをぶっ飛ばしている南極3号さん
プールにログが入っている第二核心部。知らずに行くと危険です。

 関東のイナズマと呼ばれるその核心部は、ど迫力でした。ドロップというよりもはや滝です。中心部は1mほどの幅しかないでしょう。そこに川の水すべてが集まり轟轟と音を立てながら落ちて行きます。しかも流れは複雑に蛇行していました。見ていて恐怖心が沸いてきましたが、Yararenger師匠の解説を聞き、師匠のお手本を見ると行けそうな気になってきました。覚悟を決め、突入!流れに振られて左右の岸壁に当たりながらもあっという間に通過。と思ったら、下流の岩に押しつけられそうになりました。師匠の「漕いで漕いで」という声で我に返り、なんとか脱出できました。つついて南極3号さんも核心部クリア。

核心部を行くYararenger師匠の勇姿
私もなんとか核心部クリア


その後は大きな瀬もなく、また春の小川のような景色に戻ってきたところでゴール。
いや、面白かったです。こんな近くにこんな面白いところがあるなんて。ただし、所々人工物やシーブなど危険箇所があるので、ぜひこの川を知っているガイドと一緒に行くことをお勧めしておきます。


2 件のコメント:

  1. お疲れ様でした。ブーフも核心部も余裕のクリア、完璧でしたね。流石です。良い川でしたね。

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  2. 南極3号さん、コメントありがとうございます。余裕はなかったですが、なんとかクリアできました。これも師匠のご指導と、ライバルや仲間がいてこそと思っています。まだまだ目指す所はもっと先、住む場所が変わっても一緒に進んで行きたいですね。

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