2013年7月30日火曜日

八溝ウェーブ独り占め

7月30日は那珂川八溝ウェーブ(別名ムモ)に行ってきました。
この春は水位が上がらず(上がったのに気づかなかっただけ?)しばらくご無沙汰しておりました。このところの梅雨末期のような(とっくに梅雨は明けてますよね?)雨でようやく小口水位も上昇。1.42となり、10STARを積んでいそいそと出かけました。
スポットに着くと、川は茶色の濁流。流れも速くちょっと怖い感じでした。釣り人を含め周囲には誰もいません。そそくさと着替えて久しぶりのSTARに乗り込みます。でも何だが座り心地が悪い・・・。
考えてみるとそれもそのはず。いまは人生最大体重の65Kgになってしまっているのです。20歳の時は53Kgだったのに。10STARの適合体重は63Kgまでだったかな。船の中はキツキツです。すこしでも前方に体重が行くとバウが沈んで前に進んでくれません。普段大きな船に乗り慣れて、加重が適当だったからなぁ。
クマペリのU師によると、カヤッカーは3つ以上のことは覚えていられないとのこと。そこでいつもYararenger師匠に言われている「リーン」、「リード」「しっかり乗る」を思い出し、実践を試みます。
実際にスポットに入るまでは、ブラントばしばし決まるはずのイメージだったのですが・・・。
まあ、あきませんな。何度かスピンが出来た程度。途中から水位が上がったのか、サーフィンもしづらくなって(いや、疲れただけか、妙に力が入りすぎたのかも)1時間半で終了。でもまあ面白かった。一人でいろいろ考えなから試して行くのもイイ経験ですね。
ホントは奥のウェーブの方が乗りやすかったのかも知れませんが、手前だけで終わりました。



2013年7月25日木曜日

秋山郷 中津川ツアー



7月21日はClass5秋山郷 中津川ツアーに行ってきました。
中津川という名の川は全国各地にあり、岩手県北上川水系、埼玉県荒川水系、神奈川県相模川水系、岐阜県木曽川水系、大分県中津市などが有名です。今回訪れたのは新潟・長野県境にまたがる秋山郷を流れている中津川です。

秋山郷は江戸時代の文人鈴木牧之(ぼくし)が紹介した、平家の落人伝説のある隠れ里です。江戸後期でも不思議な古い風習が残っていたらしいですね。現在では温泉や美しい棚田、紅葉、山歩きなどに人が集まってきています。

秋山郷は長野県~新潟県に点在する小さな集落の総称です

この日のメンバーはわざわざ福岡よりお越しのYさん、リリー師匠と私の3名。全員中津川は初体験です。さて川に出ると水は少なめ。青く色づいていますが、とてもきれいです。それに周りの緑がすばらしい。柔らかい緑とでも言うのでしょうか、若い広葉樹の精気が漂っているような雰囲気です。前半はプチクリーク区間。岩と小さなドロップが次々と現れ気が抜けません。ただ激しいところや危険な場所はあまり無いようです。岩好きの私としては、とっても満足!まさにブーフ天国でした。
出だしはこんな感じ
随所で美しい風景に出会えました
瀬ではブーフし放題,
楽しいプチドロップが延々と続きます

何故か笑いながら核心部をゆくYararenger師匠
リリー師匠もブーフが決まってます
私も負けじとブーフ

Yさんのカヤックにはなぜかでっかいカエルくんが!

終盤になると谷が開け、景色も雄大になってきます。そこでカモシカと出会いました。しかも何故か逃げない。びっくりしすぎたか?脅かしてごめんね。
終盤は空が開けて気持ちいい!
カモシカ君、近づきすぎてごめんなさい。

いや、楽しい一日でした。思い通りに決まることは少なかったけど、ブーフし放題、ブーフ天国でした。景色も良く、秋山郷の雰囲気も良いですね。出来れば泊まって観光もしてみたいです。また違う季節に来てみましょう。

動画はこちらでご覧ください

2013年7月20日土曜日

Class5ミステリーツアーその②

7月14日Class5ミステリーツアーの午前は滝落ちと柱状節理を堪能しました。
午後はどこに行くかも直前までミステリーでしたが、いくつかの選択肢の中今回は千曲川へGOとなりました。
以前一度漕いだことがありますが、その時は雪解けで増水でした。今回はそれに比べると水量は少なかったですが、それでも大河。緑の水がごうごうと流れており、午前に行った釜川とは全く風情が違います。私はスナイパーからバランに乗り換え出陣です。
午前とは打って変わって大河でのカヤック
流れはさほど速くありませんが、所々ある瀬はなかなか手強いです。特に船を乗り換えたせいか(いや、ただウデせいですが)、スナイパーより船足が速くて走りすぎ、思ったポイントに行けないことが多かったです。
Yararenger師匠について距離のあるフェリーをこなすK子さん
大河でもどこでも余裕のほりほりさん

100さんは午前に引き続き快調に飛ばします


TORO5さんはディーゼルからPROJECTに乗り換えても余裕です

思ったよりスピードが出るVARUNに手こずる私
いや、楽しかったです。結構漕ぎました、疲れました。夕方5時に帰路につき、家に着いたのは
9時前でした。

この日動画を撮影したのはヘルメットに取り付けたPanasonicHX-A100でした。以前使っていたVIOのPOV.HDよりは相当小型軽量です。画角はやや狭い印象。 操作は簡単で、スマホでの画像確認やコントロールも出来ます。ただバッテリーが昼過ぎには切れてしまい、千曲川の動画はとれませんでした。どうやってバッテリーを一日持たせるかは今後の課題です。 






2013年7月15日月曜日

Class5ミステリーツアーその①


7月14日はClass5ミステリーツアーに行ってきました。
ホントはこの連休、秋田の生保内に行くつもりで宿まで取ってあったのですが、水が多すぎでウェーブがつぶれているとの情報で急遽変更。しかしこのミステリーツアーの行き先もまたミステリーのごとく先が読めずワクワクの一日でした。
前夜から行き先についていろいろ情報がありましたが、まずは清津峡近くに名所があり、そこでの滝落ちとなりました。この日のメンバーはトロ5・ほりほりご夫妻、100さんご夫妻と私の5名でした。
行ってみるとこの付近の祭礼らしく、地元のおじさんたちが草刈りやしめ縄飾りの準備などをしていました。川に出るとなかなかの景勝。まずは10mクラスの滝があり、そのすぐ下流に4~5mの滝とスライダーが並んでいます。しかも対岸の崖は見事な柱状節理。ところが、よ~く見るとはじめの二つは人工物、堰堤でした。コンクリートの堰堤表面に柱状節理風の装飾がしてある様です。でも面白そう。
遠く見える滝は、実は堰堤。2段目からのスタートです。

まずは4mほどの堰堤からスタート。師匠がお手本を示し、トロ5さん、100さんと続きます。みんなうまいね!ブーフが決まってます。それに誰も沈もしない。続いて私。スタートして下が見えると結構高い!ちょっと怖かったですが、えいっとパドルをあわせて飛び出すと、うまく着水出来ました。そしてはじめは躊躇していたK子さんも参戦。お見事!すんなり着水です。トロ5さんはおかわりまでして、「おまえの分まで飛んできたぞ」と回送に回ってくれたほりほりさんに言ってました。
一段目のYararenger師匠

一つ目の滝(実は堰堤)をゆくトロ5さん。堰堤は柱状節理風の仕上げ、対岸の崖は本物の柱状節理です。
同じく一つ目を行く100さん
K子さんも飛ぶ!

さてお次は一番難しめの5mほどの滝。途中で岩がぼこぼこ顔を出していて下手をすると怪我しそうです。しかも水量が少なく、飛びたいポイントに漕いで行けそうもありません。そこで滝のわずか1mほど手前からドライエントリーして、イキナリ跳躍という荒技。やはりYararenger師匠が見事な手本を見せてくれ、その後メンバーが続きます。ここも結構怖かったけど、みんな見事にクリア。面白~いっ!
二つ目の滝を行くYararenger師匠、「後光の差すパドル」が効いてます!

二段目のTORO5さん

そして次はスライダー。ねじれていて先が見通せないのですが、これも楽しい!爽快です。
ここを過ぎると、次は見事な柱状節理の渓谷。これだけでも一見の価値のある迫力。ここまで見事なものは他では見たことがありません。
スライダーを行くK子さん

見事な柱状節理の前で記念写真


最後はゴールまで、距離はあまりないのですが水量が少なく船底をずりずり擦りながらの苦行です。上がったらお昼。半日だけでも充分堪能しました。さて午後はどこに行く事になりますか、ミステリーな一日はまだまだ続きます。

動画はこちらでご覧ください。