2012年5月23日水曜日

Class5宝川ツアー


520日はClass5宝川ツアーに行ってきました。宝川は利根川の支流で、宝川温泉を流れるクリークです。Class5のブログに下見に行ったときの写真が出ていて、これがなんだか癒し系の川に見えたんですね。そこで早く終わったら近くの照葉峡にも連れて行ってもらえるようおねだりしてしまいました。
そんなツアーに集まったメンバーはいつものおじさん4人組。才谷屋さん、OWLさん、府中人さんと私。ガイドはもちろんYararenger師匠です。メンバー全員私と同じく宝川は初めて。照葉峡のことも考えて水紀行館での集合は早めの午前9時。さっそく着替えてから宝川温泉に向かいスタートへ。快晴、新緑の中で川に入ってすぐは、これまで経験した渓流と大差ないように思えました。しかしちょっと進むと様相が違います。落差が大きい、流れが速い、水量が多くエディが狭い、岩が大きく流れが複雑・・・。いやぁ、参りました。ぜんぜんマトモに進めません、というか後ろ向きや沈しながら下っている感じです。他のメンバーも似たようなもので、途中からはビビリが伝染しで余計心許なくなってしまいました。それでも才谷屋さんだけはそこそこイケテたかな。
やがて核心部に来たら、これはイカン。師匠のデモを見てもとても行けそうな気がせずポーテージを選択。ほかのメンバーも同じくです。しかし核心部下もかなりの瀬。ここも散々でした。そしてそこから先は川相ががらりと変わりました。勾配が強く流速も早いのは同じですが岩はもうありません。しかし其処ここに大きなホールが現れ、とても避けきれません。正面から突っ込んで行きますが、それでも引き戻されそうになります。私はこの区間だけで2沈、それも各ロール3回でなんとか起き上がれると言う巻きの強さ。その最後のロールが終わったとたんに目の前に大きなドロップが出現!運良くブーフが間に合ってそこで捕まることは回避できました。そのドロップ下流がゴールだったのですが、ほかのメンバーの皆さんもやられまくっていました。
他の川なら核心部と言っても良いような流れが延々と続きます
核心部を行くYararenger師匠。この前も直後も厳しいところが連続しています。

ゴール後はみんな疲れ果て、とても照葉峡にゆく気力も体力も失せていました。自分の身の程を知った一日となりました。この日の宝川、師匠が下見したときよりだいぶ水位が多かったようです。もう少し水が少なければまた違った印象だったかも知れません。とにかくこの日のコンディションでは、私にはレベルが高すぎました。また一から修行のやり直しです。なんとかこの川を楽しめるくらいのウデにはなりたいものです。もしこの川に行きたい方が居られるのなら、私程度の技量ではやめておいた方が良いと断言できます。明らかな上級者でない限りリスクが高いです。それも良くここを知ったプロのガイドと同行することをお勧めします。



2012年5月8日火曜日

初めてのハチケン・イナゴ


 430日に初めて阿賀川ハチケン・イナゴウェーブに行ってきました。
というか、前日から会津への家族旅行。そのついでにちょいとハチケンへ寄ってみただけです。429日は朝つくば市の家を出て一路三春へ。もちろん滝桜を見に行くためです。空は快晴、つくばではもう桜はとっくに散っていましたが、三春ではどうかな?常磐道から磐越道に入ると、次第に満開の桜が見られるようになりました。船引三春インターにが近づくと出口で大渋滞。みんな滝桜がお目当てのようです。で、ここは通り過ぎて次の郡山東で降りるとすんなり出られました。そのままナビに従って三春ダムへ。ここまで来ると滝桜まで残り約5km。その後はすぐ渋滞となり、車をあきらめて積んできた自転車に乗り換えて進みます。途中、「渋滞時はここから滝桜まで2時間半」なんていう看板あり、ビックリ!15分程度で滝桜入り口に到着。自転車で大正解でした。その途中もなかなか立派なの桜がたくさんありました。入場券は一人300円だったかな。入ってからもあちこちに見事な桜が満開で、出店もいっぱいあり華やいでいます。そしていよいよ見えてきた滝桜。やっぱりすごい、美しいというか、存在感があります。周りは観光客でごった返しているのですが、そんなことお構いなしに凛と立っています。まさに満開でした。あまりに美しく、それが返ってこの一年福島の人々がうけた困難を思いおこさせ心に染みてきます。
まさに満開の三春滝桜、一生に一度は見ておく価値があります

その後は車に戻って会津若松に向かいました。実は30年前、まだ結婚前の奥さんと会津旅行をしたことがあり、その思い出の地です。鶴ヶ城に行ってみると、こちらも大混雑、そして桜は満開でした。ゆっくり場内を巡り、昔写真を撮った同じところで写真を撮ってみました。夜は市内のホテルで泊。
この日の私。「使用後」となりました
30年前、同じ場所での写真。まだ「使用前」です

翌朝はまず飯盛山にのぼり、会津の悲しい歴史に触れてきました。そしていよいよハチケンに移動。と言っても初めてなので場所が今ひとつ分かりません。阿賀川のほとりにある会津本郷温泉「湯淘里」にはナビで行けました。そこから川を見ると、一番上流にやや荒れた幅広のウェーブが1箇所。その下流にはやはり幅の広いホールが3カ所ありました。ネットで見た写真と比べると、一番上流がハチケンかな?でも元やんさんに聞くと、一番下流がハチケンで、その上がプレハチケン、またその上がプレプレハチケン??
一番上流にあったこれがハチケン?ぜんぜん乗れませんでした


このホールが一番フレンドリーでした。上のウェーブから数えて3つめ。
この日の水位馬越1.65で、ハチケンにはあまり向かなかったらしいです。漕いでみると、一番上(ハチケン?)は全く残れませんでした。下3つホールの2番目が一番フレンドリーでしたね。と言っても何度かスピンが出来ただけですが。今度はもう少し水位の高いときに来てみたいです。

 動画はこちらでご覧ください