2012年11月27日火曜日

紅葉の御岳


1125日はへたっぴカヤッカーさんと二人で御岳に行ってきました。
午前十時前に放水口駐車場に着くともう満杯!まったく止めるスペースもなく、進入路も両側駐車ですれ違い出来ません。ほとんどが紅葉狩りの観光客の様でした。たしかに、このあたりは紅葉真っ盛り、それに快晴です。仕方なくそそくさと車内で着替え、カヤックとへたっぴさんを下ろしてテニスコートへ向かいました。こちらはガラガラでした。自転車で放水口に戻り、ようやく出発。カヤッカーも多くはないがそこそこいました。

放水口も見事な紅葉、多くの人が写真を撮っていました


この日のテーマは、パドリングとロール。これまで散々手こぎ(腕を引いてパドルを漕ぐ)を直すよう指導されていましたが、なかなか直りませんでした。この日は、絶対肘を曲げない、腕を引かないで、体幹を捻ってパドリングすることを目指します。そしてもう一つ。今年になり5回も沈脱してしまったので、もう一度ロールをみなおしブラッシュアップを目指します。たしかに、このところブレードの浮力に頼ったロールになっていて、ヒップスナップが弱くなっていた気もします。この日のために毎日の柔軟体操も念入りにしてきました。
さて漕ぎ出そうとシールズのスプレーをはめたとき、外枠のゴムに亀裂が入ってしまいました。まあ小さな亀裂なのであまり気にはしていませんでした。ところが、ウォームアップが終わって水を飲もうとスプレーを引っ張ると、亀裂の部分からベリッと音がして裂けてしまいました、トホホです。べつにシールズに悪意を持っているわけではありませんが、つい先日はシールズ1.4プロラウンドのゴムに同じような亀裂が入って廃棄したばかり。これでは人には勧められませんね。このシールズ1.2もスターにしか使っていないので、せいぜい年に34回程度の使用。まあ、4年経っているから仕方ないかな。でもツーリング中でなくて良かった。へたっぴさんが予備に持っていたピラニアのスプレーを借りてようやく出発できました。

破れたシールズ1.2、ツーリング中でなくて良かった!いつもスプレーの予備も持っていた方が良いですね。

この日の水位はかなり低く、調布橋-2.572.61。特にコース後半はこれまで初めてと言うくらい少なく、底を擦ることも多かったです。しかし景色は最高、どこも紅葉は見事でした。ギャラリーも多くて楽しめました。



どこで写真を撮っても見事な景色でした

さて、課題のパドリングとロールですが、まあ進歩はあったと思います。ただ体幹で漕ぐと今までより船の進みがよく、エディーキャッチの時に上流側に寄りすぎてしまいました。もう少し慣れれば実践で違いが出るかも知れません。待ってろよ、S字滝!
2時には帰途につきましたが、高速の渋滞で家に着いたのは6時になっていました。



2012年11月13日火曜日

Class5吾妻川ツアー


1111日はClass5の吾妻川ツアーに行ってきました。
吾妻川は今年吾妻峡を漕ぎましたが、今回はそれより下流の区間です。
メンバーは湯けむりさん、府中人さん、へたっぴカヤッカーさんと私の4名。そしてガイドはいつものYararenger師匠と、今回はさらにI師範代が一緒です。

スタート地点は開けた感じ、紅葉と碧い川の色の調和が素敵でした

初めの3段重ね、3つめをゆく府中人さん
この日の天気は曇っていてどんよりしており、午後からは雨の予報。現地に着いたときは気温はなんと6℃でした。立って話しているのも寒いくらい。急ぎゴール地点に行って着替え。ドライスーツをはじめ完全冬装備です。しかし河原に出ると紅葉・黄葉が美しく、すぐに寒さは忘れました。初めは川幅が広く水量が多い那珂川中流域にも似た雰囲気ですが、すぐに難しい瀬が出てきます。大きなホールの三段重ね!ここでまずは一通り沈。そして次はもう核心部、壁落ちV字滝(勝手に命名)です。以前動画で見たよりかなり水量があるようで、ど迫力。左岸の壁面に沿ってロックスライドの要領で行かないと、右岸のアンダーカットにあっという間にもって行かれるようです。さすがにびびっておじさん3人はパス。まずはYararenger師匠が模範、すばらしい。それでもチョット危なそうだった。次いでI師範代。綺麗に決まりました、さすが~。
Yararenger師匠の模範演技

師範代の壁落ちV字滝、美しかった!

湯けむり氏の壁落ちV字滝攻略。見ている方も緊張しました。

そしてなんとゆけむり氏が長~い逡巡(30分くらい?)の末、決行!これが綺麗にきまってすさまじい雄叫びが谷にこだましました。

これが噂のナイアガラ、左はとても行けません

ナイアガラ右を行くへたっぴカヤッカーさん


同じくナイアガラ右を行く私
その後難しいS字スライド、そしてナイアガラを経てゴールへ。途中の紅葉もすばらしかったですが、ゴールから見る景色もまた格別でした。瀬も楽しく、景色も最高でした。次回は壁落ちV字滝、挑戦してみるかな。

ゴールからの景色は雄大、ぜひ後世に残したいところです



動画はこちらからご覧ください

2012年11月1日木曜日

檜枝岐川ミドルコース


1028日は檜枝川ミドルコースへ行ってきました。
前夜は檜枝岐の民宿吉田荘に泊まり、午前930分には漕ぎ出しです。紅葉はまだちらほら程度でしたが、天気は快晴!水面に浮かぶ落ち葉が美しく、より水の綺麗さが際立って見えました。気温もちょうど良く気持ちよく一日をごせました。
この日のメンバーは、初檜枝岐のライブー・オレブーさん、MMさん(済みません、勝手に命名)、多摩川ランナーさん。そして檜枝岐はベテランの府中人さん、ほりほりさんとトロ5さん、幹事の労をとっていただいたWoodsmashiさん、それにへたっぴカヤッカーさんと私、合計12名での大部隊です。
今年のS字ねじり滝、素直な流れになりました。いけそうでしょ?
2年前のS字滝。今では2段目の上下の岩がなくなり、2-3段目に分かれた事がわかります

いつものように屏風岩からスタート。S字ねじり滝を見てみると一昨年までとはだいぶ感じが変わっていました。そして去年ともすこし変わっています。まずは1段目がの高さが低くなりました。これは下が土砂で埋まったためでしょう。そして一段目の本流は右岸側から左岸側へ斜めに流れながら落ちていたのですが、いいまは滝上で方向を変えて、まっすぐストレートに落ちているようです。そおして2段目だったところが、2段目と3段目に分かれてしまっていました。以前の2段目の下で流れが当たっていた岩はなくなっていました。全体に素直な流れになっていて、いけそうな気がします。師匠の判断も聞いてみたいですが、今度機会があったら挑戦してみたいです。
でも、この翌週にふっちーさんがこのS字ねじり滝に挑戦されたようなので、その動画をみてから考えたいですね。
落ち葉が水の綺麗さを際立たせてくれました

この日のベストライド、府中人さんの蛙跳び。ホントに飛んでます!

 さて、この日のミドルコースも去年ともまた少し変わっていました。初めの2つほどの瀬は落差が大きくなり、やや難しくなった印象です。蛙跳びの瀬は去年はかなり落差が減っていましたが、今は少し戻った気がします。その後の直角の瀬は岩の配置が変わって少し難しくなっていました。その先、長いストレートの瀬は3つくらいの瀬に分かれていました。そして問題のイナズマドロップですが、去年はまったく跡形もなかったのですが、今回は少し面白いドロップになっていました。かつての迫力は全くありませんが、コース取りとブーフを繰り返し練習できる、楽しいスポットになっていました。来年以降どう変わるかが期待できますね。
直角の瀬手前、紅葉はチラホラでしたが、すばらしい景色、青空、そして仲間と言うことなし
元イナズマの瀬でブーフ!へたっぴカヤッカーさん
元イナズマの瀬、下流側から


幹事のお二人の気遣いもあり、初檜枝岐の皆さんも充分楽しんでいただけた様です。2時頃にはゴールし、帰宅の途につきました。

動画はこちらからご覧ください