2015年2月22日日曜日

さよならディーゼル

2月22日は今年初めての御岳に行ってきました。
この日はへたっぴカヤッカーさんと二人ぼっち。このため久々の自転車回送です。
川は非常に水が少なく、かつかつ状態(調布橋水位-2.50)。それでもカヤッカーは2ー3組いて、スラローマーはタイムアタックをしていました。途中CATイマイ隊員にもお会いできました。
へたっぴカヤッカーさんは、Allstarが割れてしまったのでヒーローで参戦。そこで私もディーゼルで行くことに。ただ、4月に新艇がくるので、その下取りにディーゼルを手放すことになっていました。それで、この日がディーゼルで漕ぐ最後の日です。この艇は2010年8月に御岳でデビュー。その後は吉野川や西沢渓谷など、あちこち漕ぎました。はじめはお「おきな号」と命名、その後「ナマステ号」に改名しました。ただその大きさと重さは少々私には少しもてあまし気味でした。今年あたらしいZENがでたので、そちらに換えてみる事にしたのです。




まあ、重量級の大きな船でかつかつの御岳をくだるのもまた一興でした。エディーを取りまくってお昼にはゴール。その後ディーゼルを引き取ってもらうクルーソーーラフティングに届けてきました。
それにしてもクルーソーのベースはおされですね。ちょうどお腹も空いてきたので青梅バーガーとコーヒーをいただきました。これもおしゃれなお味!カヤックの後にクルーソーでバーガー、これから来るかもです。





2015年2月15日日曜日

秋川渓谷グルメツアー

2月8日はClass5秋川渓谷グルメツアーに行ってきました。
秋川は桧原村からあきる野市を流れる美しい渓谷で、都民のバーベキュー人気スポットです。渓谷周辺には多数のバーベキュー屋さん?がありますが、さすがにこの季節は閑散としていました。
当日はみぞれ交じりの雨模様で、よけい寒さが身に沁みます。
こんな日に集合場所にやってきたヘンタイさんは4名、いつものメンバーです。ただし私はヘルメット持ってくるのを忘れてしまいました。ということは、動画用にヘッドマウントカメラは持ってきたものの、それを取り付けられないので動画は撮影できませんでした、残念!
ということで、今回はあっさり写真のみ。寒々した渓谷で喜々として漕ぐ人たちの像です。








ところで、この日はへったぴカヤッカーさんのAllstarが割れてしまいました。寒さと岩のせいでしょうか?Yararenger師匠の的確な応急修理で最後まで漕げましたが、この日でお別れとなりました。でもまた買い換えられてヨカッタねえ。次もAllstarかな?newFUNかな?


カヤック終了後は秋川の名店、デルピーノでイタリアンをいただきました。画像はどうこさんブログより無断拝借。パスタもパンもデザートも美味しかったですね。



2015年2月6日金曜日

岩と雪と氷の世界、丹波川

2月1日はClass5丹波川牛金淵セクションツアーに行ってきました。
1月はなんだかんだで漕ぐ機会が全くなく、1ヶ月もカヤック出来なかったのは何年ぶりでしょうか。
なんとか都合のついた2月はじめの日曜日にClass5のツアーに行ってきました。
ただ、ツアーと言ってもこの日の参加者は私一人。Yararenger師匠とマンツーマンという贅沢な一日でした。
さてこの日は快晴、始めから終わりまで雲一つ無い好天でした。但し寒かった!集合場所の「道の駅たばやま」に着いた時は気温ー2℃。渓谷内はもっと低かったと思いますが、風がつよく体感温度はー10℃でした。まずは牛金淵のスタート地点へ移動しますが、道の駅より奥は路面にもかなり雪が残っていました。川へはスノーカヤックでエントリ。水量はこの時期としてはやや多めくらいでしょうか。
スタートにて。快晴の下、雪と氷の世界に入って行きます

しばらく行くともう牛金淵です。いつもながらなかなかの迫力。ドロップ周囲はつららが並んでお出迎えです。その先の峡谷も両側につららがあり、荘厳な雰囲気を醸し出していました。
さらに進むと静寂とモノトーンの世界が待ってました。誰もいない雪と氷の峡谷を、ただ瀬音を聞きながら、雪をかぶった岩と氷を越えて行きます。とてつもなくばかばかしく、かつ高貴な時間です。

この日の牛金淵ドロップ。雪とつららに囲まれていました。

牛金淵峡谷もつららがいっぱい。
静寂が支配するモノトーンの世界を黙々と進みます
核心部1段目を行くYararenger師匠。私は左の岩に擦ってしまいました。


気温はもちろん氷点下、パドルやPFDについた水がみるみる凍り付いて行きます。それでも身体は寒くない、むしろ暑くなって行きました。そしてたどり着いた核心部。今回初めて1段目に挑戦しました。すこし左に寄りすぎで岩に擦りましたがなんとかクリア。2段目は行けそうでしたが、3段目は左右とも無理。特に左は元々狭かったのが岩が動いてさらに狭くなり、そこに氷柱も出来て通過できません。右は岩が多く、ログも入ってやはり通過できず。ここはポーテージとなりました。
その後も瀬の形は以前と少しずつ変わっており、上手く越えられたところもあれば、後ろ向きになったり沈したところもありました。そして楽しい時間はあっという間に過ぎ、1時前にはゴール。

Yararenger師匠のバイザーに着いているのは、水滴ではなくつららです

やっと脱いだPFDもみtるみる凍ってゆきました


漕いでいる間はあまり寒さを感じなかったのですが、岸に上がってから着替えるまではとても寒かったですね。PFDを脱ごうとしても凍っていてベルトがなかなか緩められないのです。

さて、この丹波川はくるたびに少しずつ瀬の形が変わっています。以前は何ともなかったところが危険になっていたり、行けなかったところが行けるようになっていたり。少なくとも私程度の眼力ではその見極めは非常に難しいと思われました。この区間を行く方は、確かな目を持ったプロに同行してもらうのが安全かと考えます。

動画はこちらでご覧ください