2026年8月15日土曜日

モンゴル雑感

モンゴルのことは全く知らずに今回のツアーを申し込んだので、一応いくつか予習しておきました。モンゴルの人口は約350万人、その約半数が首都ウランバートルに住んでいるようです。
地方の遊牧民は減り続けているとのことでした。
宮脇淳子著「モンゴルの歴史」を読みましたが、内容が膨大でとても一度で理解したり覚えたりはできません。ただ印象に残っていることをいくつかあげてみます。
遊牧民は末子が相続し、長子から順に外に出される習慣。このため時として骨肉の争いが起こることがある。フビライとその孫の時代頃まではヨーロッパ、特にロシアやウクライナ、一部フランスまで支配していた。モスクワの基礎を作ったのはモンゴル人。
中国は大きく分けて漢人、満州人、モンゴル人が支配してきた。随や唐も北方民族。ほとんどの王朝がモンゴル人と満州人が漢人を支配していた。しかし漢人の耕作地が次第に北方に広がり、牧草地が必要なモンゴル人の勢力が減退。満州人と漢人がモンゴル人を支配するようになった。
フビライの元寇は2度あったが、3度目も準備されていた。しかし実行前にフビライが死んで中止になったと。
以上、私の理解が間違っているかもしれませんのでご容赦を。
トマトスープ著「天幕のジャードウガル」1-5も読みました。まだ話の途中、帰国後にアニメ放映が始まったようです。かなり壮大な物語です。ネタバレしそうなのでここまでにしておきます。

TVドラマVIVANTも見ました。放映時は知りませんでしたので、Netflixでみました。
いくつか気になる矛盾点はあったが、一生懸命作ったのは分かります。まあ、努力賞ですね。帰国後シーズン2が始まったようです。


最後にノモンハン事件に着いての書籍2冊。1939年に起きた事件、現地ではハルハ河戦役と呼んでいます。当時のモンゴルと清国の国境を巡る争い。実質ソ連と日本の戦い。事件と呼ぶには大きすぎる戦争です。両者併せて2万人もの戦死者を出しています。元はといえば当時の国境を書いた地図が10種類以上あり、どれをもって国境とするが合意が無かったので双方相手が国境を侵したと思ったことが原因。そして日本兵は強く勇敢だったが、
作戦を立てる参謀が能力不足。さらに日本軍中央は中国との戦争で手一杯で、ソ連と事を構える木が無かったのに、現地の参謀が勝手に戦闘を広げてしまった。しかもその後参謀は責任をとらず、現地司令官に詰め腹を切らせる。まあ、現在の日本にも通ずるものがありそうです。







モンゴル草原オートバイツーリング その3

 翌日はテリルジ国立公園内のゲルを出発しウランバートルへ戻ります。ほぼオンロード。

途中、地元の本物のゲルに寄せてもらいました。壁には歴代のモンゴル相撲横綱の絵がかけてあり、朝青龍や白鳳のお父さんなどが並んでいました。観光客を受け入れることでいくらかの収入を得ているようです。外では隣家の人が乗馬の練習?をしていました。





その後はだんだん町に近づき、最後は高速道路のような道を飛ばして市内に突入。市内はめちゃ渋滞。中心部はほとんど進めず、予定より手前の場所で解散となりました。

その後は現地ガイドさんの案内で市内観光。主にドラマVIVANTの撮影に使われた建物などを見学。有名なノミンデパートでお土産購入。松の実や岩塩は好評でした。


車のほとんどがトヨタ、それもプリウスかプリウスαでした




ノミンデパート、モンゴルの人はみんな人なつっこく親切でしたが、ここの店員さんだけは愛想なし。社会主義の名残だそうです。


そして最後の晩餐はモンゴル風しゃぶしゃぶ。これも癖無く美味しくいただけました。

短期間でしたが、この頃にはメンバー皆さん打ち解けバイク話で盛り上がりました。

一番年長の方は昨年ヒマラヤの標高5000mにある峠にロイヤルエンフィールドのツアーで行かれたようです。他の方々もハーレーを含む2代以上所有は当たり前、国内でも北海道一周やビーナスライン、その他四国の酷道の話など皆さんのバイク熱には感心するばかりです。

翌早朝出発し、無事成田に帰ってきました。

動画はこちらで↓

モンゴル草原オートバイツーリング3

2026年8月14日金曜日

モンゴル草原オートバイツーリング その2

 翌朝は食堂で美味しい朝食をいただき、このツアーのハイライトであるチンギス・ハーン像へ向かいます。ここまでは快適なオンロード、セローも良く走ります。しかし途中ドライブインの火事に遭遇。黒煙が黙々と上がり、我々が通り過ぎたすぐ後に爆発があり、何かが近くに飛んできました、危なかった。そして着いたチンギスハーン像、確かにでかい!胸の部分まで上れますが、私は高いところが怖いのですぐ降りてきました。地下は歴史博物館になっており、ガイドさんが詳しく説明してくれました。1階に戻ると地元大学生が美しいモンゴル音楽を奏でていました。外に出ると鷹匠が鷹を手に乗せてくれ写真を撮っていました。らくだに乗るアトラクションもあったようです。ちなみにセローはここまで2回エンスト転倒があったので、比較的新しい車両と換えてくれました。今後はウインカーあり、ミラーなしです。






で、この後がこのツアーで最高に気持ちよかった区間。草原を疾走します。

どこまでも草の丘陵が続き、遠くに時々羊の群れが無見えます。道ともただの轍ともつかないようなところをひたすら駆け抜けました。昼食も気持ちの良い丘でお弁当。暑からず寒からずで、厚手のライディングジャケットを着ていましたがちょうど良かったです。



いくつか小さな川を渡り、最後はテリルジ川の渡河です。膝の深さくらいまであったでしょうか。バイクが倒れて水を吸い込むと修理代が請求されるので、倒れるときは切るスイッチをと言われました。最初のメンバーが転倒したので私はパス。サポートカーで川を渡りました。やっぱりやっておけば良かったな、ちょっと後悔。

                




   テレルジ国立公園内のゲルに近づく頃には小雨がぱらつきましたが、無事到着。

   到着後、乗馬をさせてくれたり、モンゴル服を着て弓を引いたりのアトラクションサ 

   ービスがありました。 

夕食は牛、羊の肉づくし。モンゴルのウヲッカを少しいただきましたが、生まれて初めてウヲッカが美味しいと感じました。この日は前日ほどは寒くなかったですが、やはり星空は見られませんでした。ただモンゴルはどこもトイレが洗できれいでした。

モンゴル草原オートバイツーリング その1


2026年6月6~10日、バルコムのモンゴル草原オートバイツーリングに行ってきました。ホントは去年道祖神のツアーで行くはずだったのですが、開催直前まで人数が集まらずに開催未定のまま時期が近づいたのでキャンセルしてしまいました。でもその後参加者があつまり催行されたようですが。バルコムはBMWやハーレーのオートバイなど輸入販売が主な広島の会社ですが、元道祖神に居た方が世界のオートバイツーリングもやってます。

まずは6月6日成田空港に集合、一行はバルコムのガイドを入れて14人、20~70才代のメンバーで私は上から2番目の年齢。モンゴル航空の直行便でウランバートルまで5時間半程度で飛びました。チンギス・ハーン空港と名付けられたこの空港は日本の援助で2021年にできたばかり、社長は日本人、支配人は元横綱鶴竜のお兄さんらしいです。決して大きくは無いが、きちんと整い対応もスマートでした。空港を出たら駐車場に現地ガイドと大型バスが待っていました。草原の中を一路ウランバートルのホテルへ向かいます。




ホテルは豪華では無いが清潔で、日本の普通のビジネスホテルの感じでした。ただ別階で遅くまで宴会やっている声が聞こえてちょっとうるさかったな。

翌朝起きてホテル周囲を散策。ホテルはメインストリートに建っており、道沿いはしゃれたお店やコンビニが並んでいます。しかしちょっと裏道に入ると未舗装で、バラックやゲルが無秩序に並んでいました。建築中のビルが沢山あり、建物の1/3くらいは建築中ではないかと思うほどです。歩道や家の前には小さな電動バイクが沢山置いてありました。歩道も車道もお構いなしにノーヘルで走っていました。大型犬も一人で(一匹で)散歩していました。

朝食後はバスで出発。まずは市内の大きな市場を見学。ありとあらゆるものを売っているとっても広い市場でしたが、特に馬具やゲルに飾る家具、水や牛乳を運ぶ容器、モンゴル式ベルトや帽子が面白かったです。










市場見学後はバスで郊外まで出て、いよいよバイクを受け取ります。ほとんどがヤマハのセロー、一部ホンダの400ccモトクロッサーもあり。私は4万kmのった古いセロー、ウインカーとバックミラーがついてない!ここでは普通らしいです、一応ナンバーはついてました。

でもセローは乗りやすい!パワフルでは無いが、粘るエンジンでごく低回転からトルクあり、軽い車体と操作性。とっても良いバイクですね。



まずは一般道を走ります。車バイクは右側通行ですが、すぐ慣れました。町を出ると交通量は少なく、ストレス無く走れます。舗装路は結構整備されています。地元ライダーが先導してくれたのですが、途中草原へ曲がるところで一部メンバーが直進してしまい、戻ってくるまでしばし休憩。そこは見渡す限り草原の丘陵、遠くに牛が放牧されており、よく見るとあちこちに馬や羊の糞がころがっていました。





全員がそろったところで再出発。草原の中の
道路、というか轍のあるところを走ります。でも時々そこを普通のプリウスが何事もなさそうに走って行く!現地の人の運転がすごいのか、プリウスがすごいのか。次第に道は険しくなり、標高を上げて行きます。右側が崖になっているガレ場で事故発生。ホンダCRF450に乗っていたかたが転倒、左膝をひねって動けなくなってしまいました。その方はサポートの日産サファリに乗せられリタイア。同日中に地元病院を受診しても特に処置なし。帰国後骨折と判明し手術を受けられたようです。

峠まで上ったところで昼食。お弁当はモンゴル風焼きうどん。峠にはケルンのようなオボーとよばれる木の円錐櫓がまつられており、周囲を3回回って旅の安全を祈願しました。








その後なかなか急な下り坂を通ってこのあたりの名所、亀岩によりました。確かにでっかい亀!結構観光地になっており、大型バスや乗用車、それに乗馬で来ている一行などもいました。その後ようやくこれから2泊するゲルに到着。ゲルと言っても観光用で、フロアはコンクリートで電気が来ています。中央棟は近代的な建築で、食堂あり、トイレ、シャワーありです。










夕食のモンゴル料理、味付けはマイルドで癖無く美味しくいただけました。地元ビールも素直な味でいけます。夜の星空を期待していましたが、残念ながら二晩とも曇天でほとんど見えず。それに昨年はTシャツ一枚で過ごせたとのことですが、念のため持って行ったダウンを着ても寒い!ゲルのストーブですこし暖まりましたが、火が消えてからは布団に入っていても冷えました。


動画はこちらで↓

モンゴル草原オートバイツーリング1

2024年3月24日日曜日

ZENからStaut へ

 カヤックの重さが身にしみると歳になってきて、パックラフトを漕ぐことが多くなってきました。でもどっこいまだカヤックも漕いでます。

今月、約9年乗ってきたZEN(Sサイズ)とお別れし、Waka kayakの Staut を手に入れました。

新艇はZENと比べるとなかり長く、太く、ロッカーが大きいです。コックピットもでかくてこれまで使っていたスプレーが入りませんでした。そしてフットレストが遠くて一番近くしても足が届かず、前部隔壁のフォーム材を削って調整する必要がありました。

ZENはクリークというよりは快速リバーランニング艇、新艇はクリーク艇のスペックでしょうか。乗りこなせるかは分かりませんが、フィッティング中から何だかわくわくしてきました。これでどこへ行こうかな、、、。












ZEN(S);L248cm、W60.9cm、V208L

Staut   ; L257cm、W67cm、V310L


2022年11月11日金曜日

Class5ネパールカヤックツアー~その⑥~

 ポカラで休んだ翌朝、早起きしてホテルから歩いて数分のフェワ湖に日の出を見に行きました。まだく暗いうちから観光用のボート屋さんには人がいて、客一人でこぎ出してもらいました。ちょうど船上で夜明けを迎え、アンナプルナやマチャプチャレがほのかに赤く染まりました。夜が明けるとマチャプチャレは白くはっきりそそり立っているのが見られました。



お昼は南極さんと裏道の食堂でモモをいただきました。これは餃子そのもの。ただタレががピリ辛ですが、美味しかった。お土産を探しに近所のスーパーに入ったら、なぜか清酒白鹿のポスターが。





午後はまたプロペラ機でカトマンズへ。機内からもまたヒマラヤが見られました。そして初日泊まったホテルにiPadを取りに行きました。実はiPadを置き忘れていたのですが、電話しておいたらちゃんとラッピングしてとっておいてくれました。ありがたい!これがヨーロッパや南米なら無くなっていたでしょうね。


夜は南極さんにおしゃれなネパール料理をごちそうになってしまいました。何から何までお世話になりありがとうございました。一緒にいていただいてホント、心強かったです。


             あんこの入ったデザート、美味しい!

同日23時発のシンガポール航空機で帰国。日本の再入国時はVisit Japanというアプリで検疫・税関の両方の情報を入力しておきます。これも南極さんに教えてもらうまで知りませんでした。帰国するのになぜvisitかは謎ですが、入力しておくと空港ではスムースに入国できました。                                     

いまはまだ魂はネパールにいるような気持ちです。
ネパールカヤックツアーをまとめると
・川は大きく水量豊富で流れが速い。ウェーブでかいがホール少なくよけられる。人工物もほとんど無い。川は楽しい>>>リスク でした。
・雨期が終わって乾期の始まりに訪れたが、水は豊富。これから冬には減って行く見込み。
・ネパールの人は親日的な人が多く、もてなそうとする姿勢が伝わってくる。礼儀正しく、挨拶すると合掌して挨拶を返してくれます。日本に来たことある人、英語日本語できる人多く、コミュニケーションには困らない。また犯罪の危険性が少ない。ただ交通事故には要注意です。ネパール人はハンドル持つと人格変わる?道路横断も命がけです。
・宿泊や飲食は安いが、ビール(500円)、ガソリン(180円/L)は高い。地酒(ロキシー、粟の焼酎)はただ!
・出発前の関東よりかなり暖かい。日中はTシャツ短パンで十分。夜はパーカーか何かは必要。キャンプでも寝袋だけで寒くなかった。
・今回とまったホテル・グランピング・キャンプ場は水洗トイレ(紙付き)、シャワーありましたが、場所によっては紙は置いてないなしい(手で拭く?)ので紙は持参を。
・野犬(地域犬?)が沢山いるので、狂犬病の予防注射はやっておいた方がよい。またA型肝炎ワクチンもおすすめ。デング熱多く携帯蚊取り線香と虫除け軟膏も持参。
・今回行った地域以外に、山に近づけばクリーク、南に行けば熱帯ジャングルクルーズが楽しめるのではないかと思います(想像)。今回行った川はそれぞれラフト会社もありカヤックツアーもやってくれるようです。
・出国前にオンラインビザの取得、帰国前にVisitJapan登録をお勧めします。

ああ、また行きたい!