5月18日は
Class5照葉峡ツアーに行ってきました。
照葉峡は奈良俣ダムのある楢俣川に注ぐごく小さな支流、木の根沢にある景勝地です。かの俳人、水原秋桜子が命名したとのこと。確かに多くの滝があり良い風情なのですが、我々カヤッカーにとってはとってもエキサイティングな場所なのです。
ちょうど一年前、
平成25年5月18日にもここに来ています。その時はかなり水量少なめ、かつかつで岩だらけの川に、所々面白い滝があるという状態でした。ところが今回来てみると、全く様相が違います。水量は5倍くらい?美しい水がものすごい勢いで狭い渓流を流れていました。水位計では去年とほとんど変わらないとのことで、この川の水量を予測するのは難しいようです。今年は雪解けが遅いためでしょうかね。
まずは昨年水が少なくて降りられなかったスタートの堰堤。今年は迫力ありすぎで私は戦意喪失です。しかしそこを飛んだ人が3人いた!Yararenger師匠と、イマイ師範代、そしてなんと九州男児Yさん。すごいなぁ~。見ているだけで手に汗握りましたが、もちろんすばらしい降下で三人とも成功でした。
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スタートの堰堤、Yararenger師匠と九州男児Yさんの見事な降下 |
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スタート直後からこんな程度の瀬が続きどこも気を抜けません |
その後のスタート直後から厳しい瀬が続きます。去年は滝以外に瀬があるとの記憶はなかったのですが、どこもかしこも激しい瀬になっていました。途中でいくつかドラマあり、第一の滝に到着。
ここは細長い水路を通ったあとに2mほどの滝。去年と違うのは、アプローチの水路の部分に厳しいドロップとホールがいくつも待ち構えている事でした。まずは師匠と師範代がお手本。難なくクリア。続いてへたっぴカヤッカーさん。なかなかうまい!ブーフは不発でしたが、沈せずクリアでお見事。そして磯五郎さんもきれいにクリア。続く九州男児Yさんは、水路で一時後ろ向きになりましたが素早く立て直して見事クリア。私は去年ここで沈脱しているのでリベンジ狙って挑戦。水路は何とか越えましたが、ブーフのタイミングが今ひとつ。落ちてから沈してしまいました。それでもロールで行き上がってなんとか脱は逃れられました。まあ、去年よりは半歩前進ですかね。
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第一の滝のアプローチを行くどうこさん。滝にたどり着くまでも結構きつかったです |
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第一の滝を行くイマイ師範代 |
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果敢に挑む群馬の英雄Sさん |
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第一の滝を飛び出す瞬間のへたっぴカヤッカーさんと磯五郎さん、二人とも見事にクリア |
その後も距離はあまりないのに難しい瀬が満載。そしてようやくメインの滝に到着。水量が多く、去年とは迫力が違います。しかも滝の下は流れが速く、とても止まれそうもありません。そして、そのまま下流に行くと超やばそうな狭い流れ。それでもYararenger師匠とイマイ師範代は難なく通過しましたが、メンバーは全員はポーテージとなりました。
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メインの滝をゆくイマイ師範代
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その後いくつも滝ともドロップともつかないような瀬を越え、ホールを避け避けなんとか温泉街に到達。しかしここでもまだ油断できません。
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温泉街にもこんなドロップが待っていました |
ゴールの洞元の滝は水量多すぎて無理でした、というか行けと言われても行きませんわな、これでは。また水の少ない時に来てみたいです。
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1段下りたところが巻き巻きで、そのまま出てこられそうもない洞元の滝、ムリです。 |
ホントに盛りだくさんのツアーも4時過ぎにようやくゴール。無事生還出来ました。現地に着く前は去年のイメージで考えていたので、川を見た時は正直ビビリました。それでもまあ、なんどか沈はしましたが、今回は脱せず終えられました。ただし、大きな代償が一つ。バウにとりつけていたGoPROの新品(マットブラックケース入りHERO3+)を流してしまったのです。沈した時に取れたようです。トホホ・・・。この辺で見つけたら教えてくださいねぇ~!