2012年6月21日木曜日

Class5鬼怒川温泉峡ツアー


617日はClass5鬼怒川温泉峡ツアーに行ってきました。
 このコースは鬼怒川温泉の温泉街を流れる鬼怒川のコースです。前半は大きな滝やドロップが連続、かなりスリリングなところ。しかも断崖の上には高級ホテルが建ち並んで不思議な景色です。所々で硫黄の香りも漂ってきます。後半は遊覧船も通る快速絶景コース。新緑の深い渓谷を快適に下って行きます。
 私が以前このコースに来たのは08年10月で、もう3年以上たってます。当時は初代柿の種号、07スターでここを下りました。一緒に来たへたっぴさんは核心部で撃沈、後頭部に怪我をしてしまいました。はたして、この同じコースを上手く下れるようになっているのでしょうか?
この日の大滝。とても近づく気にもなれないほどのど迫力。もちろんパスです。
両脇にホテルが建ち並ぶ渓谷を漕ぎ進む不思議な世界です

さて、この日のメンバーは新人さん(別名湯けむりさん?)、府中人さん、へたっぴカヤッカーさんと私の四人。ガイドはいつものYararenger師匠です。この日の私の船はクリーク艇のライオット・スナイパー。プレイボートの07スターで下った頃よりは当然余裕で行けるはず、あわよくば大滝も飛んでみたい、などと妄想していたのですが・・・。現実はキビシイ!この日はかなり水量があり、大滝はとても行く気になれない見るからに危ない状況でした。このため2段目からスタート、ここはなかなか迫力あり楽しかったです。その後も大きなドロップが続き、とても楽しいのですが、師匠から出された課題がぜんぜんこなせません。エディを取る、ブーフで飛ぶ、などこれまで教わったことをしっかりやれば出来るはずのことが出来ない。コースは楽しかったですが、自分のできが悪くて散々でした。おまけに前回に続き沈脱!ここ3年以上もなかった沈脱が、2回も続けてあるのは慢心からか、それとも老化による衰えか?かなりへこみました。それに引き替え病み上がりのへたっぴカヤッカーさんはすばらしい出来。沈もなくスムースにクリアして行きます。休養が良かったのかな?私もしばらく休養するかな?
2段目を行くYararenger師匠
難しい瀬をこなすへたっぴカヤッカーさん、快調です!
東北から参戦の府中人さん
会うたびに上達している湯けむりさん

後半は遊覧船の通る快適な渓谷、好天となり気持ちよく漕ぎ進んでゴールとなりました。
いや、良いコースです。ぜひまた来てみたいです。もうちょっと腕を上げたら来るから、待ってろよ!

動画はこちらでご覧ください

2012年6月10日日曜日

へたっぴさん復活!Class5吾妻峡ツアー


6月5日はClass5吾妻峡ツアーに行ってきました。
吾妻峡は吾妻川の上流部に有り、例の八ツ場ダムの予定区域にあります。この日のメンバーは半年ぶりに一緒に漕ぐことになったへたっぴカヤッカーさんと私の二人、ガイドはもちろんClass5主催のYararengerさんです。

半年ぶりのへたっぴカヤッカーさん、初めは少し緊張気味

まずはスタート地点へ移動。へたっぴさんは今回より下流川の区間を下った事がありますが、私は吾妻川は全くの初めてです。二人ともすこし緊張しながら川へ降りて行くと、出だしは桂川猿橋付近に似た雰囲気でした。しかし作りかけの大きなコンクリート塊などが所々にあり不思議な景色です。次第に川幅は狭くなり、傾斜も強くなって難度が上がって行きます。やや難しめの瀬を超えた後、何と言うほどのことはない瀬で沈、そのまま岩に引っかかって何年かぶりで泳いでしまいました。もちろん師匠の素早いレスキューで何事もなくツアー再開。対照的にへたっぴさんは好調です。ブランクを感じさせず安定して漕いでいました。

巨大なコンクリート構造物がありますが、ダム本体ではないようです

その後川は深いゴルジュへと入って行きます。迫力ある高い断崖に囲まれ、左右に曲がりくねりながら急流が続きます。やがて川幅は2mを切りました。しかもそこでは流れがあまりありません。よほど水深が深いのでしょうか?危険という感じの所はありませんが、先が見えにくいので緊張はしました。それでもこの渓谷の深さ、迫力、存在感はすばらしく、一度は見ておく価値があると思います。

美しい峡谷の中を進みます
一番狭いところは幅2mもありませんでした。

ブランクを感じさせない安定したへたっぴカヤッカーさんの漕ぎ
核心部を行くYararenger師匠、カッコイイ!
そしていよいよ核心部に到着。見るからにやばそう、あちこちで渦巻いています。それでも師匠は難なく通過。我々はさすがに遠慮して、右のチキンコースでしのぎました。その後は次第に周囲が開け、ようやく緊張もほぐれてきました。ゴールに着いてから道に出るまでの藪漕ぎは少しかかりましたが、まあこのすばらしい渓谷が漕げた代償としてはごく安い物です。ここがダムで沈んでしまうのはホントに勿体ないですね。これだけの渓谷は滅多にないので、充分観光資源になると思いました。ダム建設以外で地元を元気にする方法はいろいろあると思いますがどうでしょうか。それにしても久しぶりに相棒と一緒に漕ぐと楽しいね。

半年ぶりに一緒に漕いだ二人、大満足の一日でした
動画はこちらでご覧ください