2012年9月26日水曜日

ブレード破損

パドルのブレードが割れました。
約7年ほど使っていたワーナー・ダブルダイアモンド。買ったときは194cmでしたが、いまは削れて192cmになっています。そして吉野川を終わってふと見ると、右ブレードが割れていました。約11cmにわたって約4mmほどの口が開いています。深さは最大3cmありました。さて修理可能でしょうか?

ネットで見ると、シャフトが折れたときの修理法は結構出ていますね。ブレードに関しては見当たりませんでした。やはりエポキシなどで埋めるのが正解でしょうか?それともブレード自体を取り替える?もうあきらめて新しいのに買い換える?
どなたかご存じの方おられましたらご教授お願いいたします。

2012年9月25日火曜日

増水!Class5吉野川ツアー



916日はClass5吉野川ツアーに行ってきました。
一昨年の吉野川は35t/sでやや渇水気味でしたが、初めての大歩危・小歩危を堪能しました。昨年は大増水で小歩危には入れず、600t/sの大歩危と穴内川を漕ぎました。そして今年は・・・。
関東では日照りが続き、水不足となったこの秋でしたが、四国では雨が続き、今年も大増水!地元のタクシーで聞いたところによると、豪雨のためこの秋もう6回ほど鉄道が止まっていたようです。前夜も上流でかなりの降雨。どうなるかと朝起きてみると晴天、池田ダム流入量175t/s、下名水位2.94mでした。大歩危は行けそうだが、小歩危は無理か?下見しながらスタートの豊永に行くことになりました。
 この日のメンバーは九州からのYさん、神戸からのMさん、そして関東組のMickyさん、よういちさん、さきむらさん、湯けむりさん、へたっぴカヤッカーさんと私。ガイドはもちろんYararenger師匠です。所々で車を降りて瀬を見ますが、かなり高いところからでも迫力があります。でも水は綺麗で濁っておらず、なんとなくルートもとれそうか?と思っていると、師匠からゴーサイン。まずは午前に大歩危の豊永から岩原でビッグウォーターに慣れて、午後から小歩危の大滝、曲がり戸、鮎戸に挑戦する事になりました。
豊永で準備していると、周りはラフトだらけ!川岸は地面が見えないほどラフトの人たちであふれ、川岸にもびっしりラフトに埋め尽くされています。この水位ではラフトは小歩危に入らないという協定があるらしく、大歩危に集まってきた様です。なんとかスタートできる岸を捜してこぎ出しました。
ラフトの間隙を縫ってのスタート

 まずは豊永の瀬。そういえば去年は何人もホールに巻かれて大変だったなぁ~。今年はそこまでの増水でなく、例のホールもきちんと手前から見えていて事なきを得ました。わりと単純な瀬ですが波は大きくなかなかの迫力です。三段の瀬はさらに激しい!そして楽しい!なんとか目的のエディーにたどりついたという感じです。岩原の瀬では、真ん中のホールを避けきれずに沈、そして脱。くやしいぃ~!今年になって3回目の沈脱です。ホールを避けられなかったことが悔やまれるのと、ロールで上がりきれかなったことが情けないです。
 ここで一旦上陸し、昼食を取りました。ちなみにへたっぴカヤッカーさんはスカウティング中に足を痛めて大事を取って大歩危終了時にリタイアとなりました。午後は車で移動し、いよいよ小歩危へ。この頃には池田ダム流入量167t/s、下名水位2.89mとなっていました。
まずは大滝。この水位だと大滝下のホールは消えていますが、そこにたどり着くまでのコースを間違うと翻弄されます。あとで自分の画像を見ると、少しコースがずれてているだけなのですが、途中で波を受けて沈していました。そしてまたもロールで起ききれずに脱!トホホです。他のメンバーはなんとかクリア。
大滝をクリアし、満面の笑顔のMickyさん

Perception Overflowを見事に操るYさん、古い船も侮れない性能を持っています
つぎは曲がり戸。この瀬は長く、前半もなかなか難しいですが、後半にある奈落がすごい。遠くから見ても落差2mくらいはあるでしょうか、大きな返し波が立ってます。それに流れが奈落に集まっているので、必死で漕がないと避けられそうもありません。順にスタート、みんな奈落に吸い込まれて行く・・・、でもクリア。以外と大丈夫そうです。ここは私も必死で漕いで奈落の端っこまで逃げて何とかクリア。
最後は鮎戸の瀬です。もちろん一昨年の35t/sに比べても迫力が違います。でも、取るべきコースは以前と同じとのこと。出だしのホールと横波が大きく、そのわずかな隙間だけが通れる様です。ほんの少しずれると沈は必死です。まずは師匠がお手本。途中カヤックごと消えてしまうほど周りの波が大きい!ここを行って大丈夫なのか?という思いが沸いてきます。それでも皆さん、沈はしてもすぐリカバーしてクリア。私も出だしで沈しましたが、すぐ起き上がってリカバー。後半はだいたい思ったコースで通り抜けられました。
いや、楽しかった。激しかったが、川にいる間は比較的冷静でいられました。

曲がり戸を行くYararenger師匠、めちゃ迫力の写真がとれた!

同じく曲がり戸で師匠の通ったコースを正確にトレースするさきむらさん


鮎戸の瀬を行く師匠
 それにしても、岩原でホールを避けられなかったのが情けない。ホールを見つけてから12秒でコースを変えていれば避けられたはず。判断、行動を素早くしないといけないと改めて思いました。そしてここ何年もなかった沈脱が今年すでに4回!ロール不調だけなのか、体力・判断力の衰えなのか、スキルを上回った川ばかり行くようになったのか・・。全部のような気がしてきました。基本から練習し直しですね。
翌日もツアー参加の予定でしたが、かなりの豪雨あり。列車が遅れると当日中の帰宅困難になるためカヤックはリタイア。へたっぴカヤッカーさんと二人で早々に帰路につきました。途中せっかくだからと金比羅さんにお参り。日本中のカヤッカーの無事を願ってきました。

動画ははじめ1本にまとめたのですが、長すぎるためか上手くアップできませんでした。仕方なく2部に分かれています。

大歩危動画はこちらでご覧ください

小歩危動画はこちらでご覧ください

無事ゴールにたどり着いたメンバーです

2012年9月9日日曜日

Class5ブーフクリニックin秋川



92日はClass5ブーフクリニックin秋川に行ってきました。
当初丹波川での開催予定でした。しかし急にザーッと降ったと思うと、すぐ小降りになり、いつの間にかやんでいる。そんな雨が前夜から続いており、丹波川はそうとう足場が悪くなっていることが予想されたため急遽秋川に変更です。
この日もいつものへたっぴカヤッカーさんと二人でYararenger師匠のガイドを受けました。コースは昨年よりかなり上流からスタート、三の滝を終えるまでです。

スタート付近にて。コース中に釣り人が2人ほどいましたが、近づくと竿を上げてくれました。ありがとうございました。

漕いでいる間も雨は降ったりやんだり、水位は結構多めで快適にダウンリバー出来ました。前半は私にとって初めての所でしたが、大変楽しかったです。私好みの適度なドロップが連続していて、ブーフトレーニングには最適でした。途中3カ所ほどポーテージが必要で、自分たちだけで行くのはリスクが高そうです。
ここは2人ともポーテージ。師匠だけカヤックで通過です。

こんな良い感じの瀬がずっとつづきます
コース後半は昨年よりも少しはマシに下れた気がします。でもブーフは奥が深いなぁ~。まだまだ思い通りにはなりませんね。まあ、それだから楽しいのかも知れません。

動画はこちらでご覧ください