11月3日は檜枝岐川に行ってきました。
この日のメンバーは、岐阜の貴公子Hさん、神戸の突撃隊長Mさん(別名カヤック界のマー君と命名)、帰国後間もないDOHAさんと私の4名。
さて2週間前に檜枝岐に来た時は紅葉はまだだったのですが、この日はもう盛りをこえていた様です。地元の方によると、今年の紅葉は遅く始まり早く散ったとのこと。先週くらいがベストだったんでしょうか。それでも天気予報は良い方に外れて、まだまだ美しい紅葉が楽しめました。
さて、朝9時に屏風岩に着くとすでに他のメンバーはS字滝を熱心にながめていました。水量は2週間前よりはかなり少なそうです。これなら僕も行けるかな?
そして、この日のために持ってきた新兵器、AR Drone2.0の登場です。これはWi-Fiでスマホやタブレットで操縦するヘリコプター。先端と底部にカメラが付いており、HD画像を撮影知る事が出来ます。これでS字滝を撮影したいと思って、なんどか飛行練習をしてきました。しかし、いざやってみるとなかなか思い通りには行きませんね。滝の核心部をはっきりとらえることは出来ませんでした。こちらも修行あるのみですな。
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これがAR Drone2.0。アマゾンでも売ってます。 |
AR Drone2.0で撮影した映像です。充分コントロールできず思った絵が撮れませんでした。
さてこの日は、アッパー下半分と、ミドルコースを下ることになりました。早速スタートに向かい準備。一応私がここに来ている回数が多いので先頭になり、ここが初めてのお二人をご案内しました。1年ぶりのアッパー区間でしたが、昨年とはあまり変わってない印象です。水量はこの時期としてはすこし多めというところでしょうか。
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アッパー第一核心部をゆくHさん |
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同じくDOHAさん |
しかしさすがに猛者揃いのメンバー。1時間ほどで難なくアッパー区間を通過し、いよいよS字ねじり滝に到着です。近づいてみると、出発前より水が増えている?滝下右岸にあった岩が朝は見えていたのにこの時点では隠れています。巻きも強くなった感じでちょっとやばそう。私はポーテージを選択。しかしポーテージしようとしている間にHさんが早くもスタート。カメラを構える余裕もありませんでした。後ろ姿ではいいコースに入っていった様に見えたのですが、着水後に沈して捕まってしまいました。それでも体と船は右岸に流れてきてなんとか回収。つづいてMさん(マー君!)が挑戦。ちょっと右に寄りすぎたか、バウが右の岩にこすれた感じで沈。リカバーしかけましたが脱。やはり右岸に流れてきました。
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MさんのS字滝1回目 |
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MさんS字滝2回目 |
Mさんもさすがにきつかったろうと思うのですが、なんともう一度挑戦することに。今度は本流ど真ん中に乗れましたが、バウが上がらず、着水後バックエンダー。見事なロールを披露するも脱。またも右岸に流されて回収。
いやあ、でもこの滝はホントに難しいですね。捕まった時も半端でないパワー。でも脱したら右岸に流されるということが解ったのは大きな収穫かな。前夜は楽天のマー君もついに巨人に負けましたが、カヤック界のマー君も負ける日もありますよ。
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ミドル区間の美しい渓谷 |
この後はいつものミドル区間。美しい紅葉の中をさくさくと下り、2時前にはゴールできました。
その後は幻の滝を探して彷徨いましたがたどり着けず、
前沢曲家集落を見学して宿に向かいました。何度ももの前を通っていましたが、見学したのは初めてでした。なかなかしっとりした良いところですね。もう一工夫あれば相当な観光地になると思いました。
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前沢集落をゆくメンバーたち |
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前沢から舘岩川を望む |