このところいろいろ事情が重なり、週末も川に出られない日が続いています。そこで、カヤック模型制作について書いてみます。
今年2月、ふとしたことで思いつき1/10スケールのカヤック模型の制作を始めました。これがなかなか面白くて次々に作り続け、今までに11艇が完成しました。我が家のガレージの隅を「柿の種工房」として使っています。チュペロというバードカービング用の木材を切ったり削ったりして作っていますが、はじめはノコギリ、カンナ、ナイフ、彫刻刀など手作業が中心でした。しかしだんだん電動工具に頼るようになり、この工具類がどんどん増えて置き場も困るようになってきました。何でも道具に頼ろうとする悪い癖はカヤックと同じですね。
柿の種工房、これでも撮影用に片付けました |
上左から電動ノコ、丸ノコ、ジグソー、下左からサンダー2種、ルーター、グラインダー |
なぜかすべてJacksonKayak! どうして? |
でもここまで作っていて、中身は少しずつは進歩してきています。グラブループははじめ黒いチューブ付き針金を曲げて取り付けただけだったのが、電線のコード部分を切って開いて釘で打ち付けるようになりました。そして今では船体にまず溝を掘り、そこに合わせた小さなフォーム材を釘で取り付けています。サイブレイスも、はじめは削り出しで形を作り、そこに針金を付けただけでした。その後小さな薄板部品を取り付けてよりリアルに見えるようになり、今では部品数を増やしてより精細に再現しています。ただ、シートとバックバンドはなかなか満足できる再現ができていません。材質、構造ともにまだまだ改良が必要です。
左が初期のグラブループ、右が最新作 |
サイブレイスも左から右へ進化しました |
塗装はずっと市販のラッカースプレーを使っていましたが、ミルク宇治金時号ではそうは行きませんでした。このためエアブラシに挑戦、なんとかあの色を再現できたかなと思っています。自分ではこの仕上がりに結構満足しています。
さて、現在制作中のこの2艇、何の船だかわかりますか?わかる方は相当の通ですね。来年は自分の船も作ってみようかなと思っています。そして理想の一艇ができれば Eric Jacksonに贈ろうかとも思っています。
道具が無いと良い物はできませんね。
返信削除夜な夜な作業をされるのですか?
ドーハさん、コメントありがとうございます。私は基本的に早寝早起きです。夜は10時には寝ています。早朝に作業することもありますが、騒音の出ることはできません。基本的には川にに出られない週末と、帰宅後のわずかな時間、それに火曜日ですね。
返信削除うー、きっと2011HEROとrockstarでは?それにしてビランの塗装いい出来だねー!すご!
返信削除へたっぴカヤッカーさんにお褒めいただき光栄です。しかし残念ながらクイズは50点ですね。
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