2014年3月13日木曜日

30年ぶりのスキー

3月8日は家族サービスで岳温泉「扇や」に泊まってきました。せっかくだからと翌日はちょいとあだたら高原スキー場へ。
私が初めてスキーをしたのは11歳、昭和42年だったと思います。京都の比叡山人工スキー場です。今はもう無いらしいですね。大学の時は岩岳や石内丸山によく行ってましたが、所詮は趣味の域で本格的に習ったことはありませんでした。最後はバブルのはしりでスキーブーム。日曜にもなるとスキー場への道は大渋滞、駐車場に入るのも大変でした。リフトに乗るのに15分以上待つのは普通だったと思います。ゲレンデもヒトだらけで、人同士の接触事故はよくありました。昼食は極限まで薄めたシャビシャビのカレーが1000円以上していて、ぼったくりの横行でしたね。そんな状況だったから、平日に連泊で行ける時以外はとてもスキーをやる気にはならなくなっていました。社会人になってからも、そのイメージが強くてずっとスキーから離れていました。でも最近、カヤック仲間のスキーの様子がネットでアップされているのを見ると楽しそう。それにソチオリンピックのスキークロスを見て、面白そう!ちょっとやってみようかなと言う気になり、30年ぶりにスキー場へ行ってみました。
スキー場は岳温泉から車で10本ほど。朝9時に着いて駐車場へ。とくに混雑もなく駐車料金もタダですんなり近くに駐められました。貸しスキーの手続きに行き、身長170と書くと160cmのスキー板が出てきました。昔持っていたNISHIZAWAブランドの板は210cmくらいだったと思います。常識は時とともにどんどん変わるのですね。ただ靴とビンディングはあまり変わってない印象。貸しスキーの質感は昔より随分よくなった気がします。ついでリフト券を買うと、なんとシニア割引が効いて安かった、なんだかうれしい~っ!そして着替え。ヘルメットはSweet、パンツはRaven、グローブはNRSとカヤック用品で決めてみました。もちろんメットにはGoPROを装着。



30年ぶりのスキー、ストック一本でなんとか降りてきましたがへっぴり腰だな
そしていよいよ30年ぶりのスキー開始。リフト乗り場に行くと、ほとんど待たずに乗れました。もうそれだけで感激です。リフトに乗ってからヘルメットのGoPRO撮影スイッチを入れようとしたところ、なんとストックを1本落としてしまいました、トホホです。なっさけないですね。このためはじめの二本は片方のストックで滑りました。最初は初心者コース。ちゃんと滑れるか結構ドキドキでした。まずはボーゲンからスタート。ちょっと腰が引けてましたが、なんとか曲がれました。その後次第に板を揃えられるようにはなってきました。ちょっと斜度がつよいと腰が引けてきますが、一応降りられました。三本目からはストックも2本そろい、ちょっとリズムが出てきました。思っていたよりは早く感覚が戻ってきたようで、その後中級コースまでは普通に滑れていたと思います。板も短くて扱いやすかったです。昔は左右の板が交差しないように気を遣ったと記憶しますが、そのようなストレスは無かったですね。大体思った方向に向いてくれました。

スキーのウデはともかく、好天に恵まれたすばらしい雪景色だけでも来た甲斐がありました。それにしてもゲレンデは空いている、もったいないなぁ。

この日は昔と違ってゲレンデはとても空いてました。日曜でこの状態では経済的に成り立つのか心配してしまうほどです。もう少し人が来てほしいくらいですね。それから、昔はいなかったスノーボーダーが半分くらいを占めていました。中にはとてもうまい人がいるのですが、私が言うのも何ですがほとんどのボーダーはめちゃ下手でした。ぱっと見てゲレンデで滑っている人は半分以下、ほとんどが尻餅着いたままでした。滑る時もボードを縦に出来てないようです。せっかくスノボに興味を持つ若い人達が、あれでは楽しく無いのではないでしょうか?もっと長い緩斜面を作るとか、タダでコーチするとか、初心者でも楽しめる工夫をしないともっとスキー・スノボ人口が減ってしまうと思いますよ。ソチでのスノボチームの活躍を後につながるようにしたいですね。
午前中いっぱい滑って終了。成駒でソースカツ丼をいただき帰途につきました。
下手なスキーの動画を見ても面白くないでしょうから、45年前の1969年にリリースされたビージーズのきれいなサウンドを聞きながら晴天の雪景色を味わってください。

動画はこちらでご覧ください

2 件のコメント:

  1. 福島で滑る時は声かけてくださいね。

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  2. 元やん、ありがとう。来シーズンはもう少し滑ってみたいのでよろしくお願いします!

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