2016年11月10日木曜日

檜枝岐、そしてS字滝へ・・・



11月6日はClass5檜枝岐川ツアーに行ってきました。
現地の最高気温は6度、木枯らしが吹いて木の葉が舞い散る寒い日で、周囲の標高が高い山にはすでに雪が積もっていました。この日の参加者は7名、遠く三重から来られた方や、久しぶりの府中人さん(今は川崎人さん?)もおられて賑やかです。
川の水はかなり少なめ、この時期としてはこんなもんでしょう。コースはアッパーセクションの下半分です。
紅葉もそろそろ終盤で、すでに初冬をむかえた屏風岩にて

川も冬の雰囲気
この日はマンネリ気味の動画を脱して新しい雰囲気にしようと、ニコンの360度撮影できる防水カメラ、Keymission360を用意してヘルメットにつけてこぎ出しました。ところが、家に帰って画像確認してみるとどれも数秒しか写ってない、あれれ?説明書よく見ると、microSDカードはclass6以上でないと途中で録画が止まると!残念・・・。ということで、動画はデジカメで撮ったものと、人からいただいたものしかありません。トホホです。



せっかく用意した360度カメラですが・・

檜枝岐を漕ぐようになって10年近くになると思いますが、毎年少しずつ瀬の形は変わっています。
まずは第一核心部。同年配のMさんがスムースにクリアしています。



そして第二核心部。ここは瀬の出口に大きな岩が入り、本流の半分くらいが当たっていました。かなり難易度あがりました。しかし当然ながらYararenger師匠はスムースに通過。私もまねしたら岩に当たって沈脱!これを見てメンバーの皆さん、ポーテージ。申し訳ないっす。



そしてたどり着いた屏風岩。次はいよいよS字滝・・・。
メンバーの皆さんと
この日も美しい姿を見せてくれたS字滝
さて、ここでS字滝へ挑戦です。私もこの10月に還暦を迎え、人生の残り時間が少なくなってきました。やり残すことがないよう、毎日を過ごすよう努めております、なんてね。そこで(?)これまで一度もトライしたことのなかったこの滝に挑戦です。
まずはYararenger師匠。もちろん無事通過。そして私。躊躇なくこぎ出したのは良いのですが、核心部のルートだけ考えてアプローチをあまりしっかり見ていなかった!左寄りに出て本流にのり、やや右から中央へ向かってブーフと思っていたのですが、本流に出る手前の岩に引っかかり沈!
あれ、ひょっとしてやばいかな、と思いながらロール。すぐ起きられましたが、後ろ向きになっている・・・。慌てて前向きに戻ったら、もう滝は目の前。でもこの時点でエネルギーをつかいはたしか、踏切のブーフが出来ず。ドボンと落ちて、滝に引きずり込まれて揉みくちゃに。すぐ脱出してなんとか生還しました。見ていた皆さんのアドレナリンいっぱい出しちゃいました、スミマセンね。


SigmoidFall from Toki Suya on Vimeo.

Yararenger師匠と私の違いは①前傾姿勢②リーン③パドルがしっかり入っているの三つですね。どれもブーフの基本。これがしっかり出来てないとこの滝では巻かれてしまうと言うことです。次回までに習得してリベンジだぁ!

4 件のコメント:

  1. S字滝 初挑戦! おめでとうございます!!
    挑戦続きですね。素敵です!
    実は、どなたが参加されるのか分からないのに、今回のツアーで仙人さんが滝をやると私は思っていたのです。某所の「速報」を読んだとき、思ったとおりで胸に落ちた、という不思議な気持ちになりました。そんなわけで、つい続けてのコメントしまして、、すみません。
    お疲れ様でした。

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  2. どうこさん、コメントありがとうございます。でもこんな情け無い漕ぎでおめでとうと言われると恐縮です。滝前で沈する時点でアウトですが、立て直した事は一応評価できますね。でもそこでホッとして一番大切なブーフがダメとはトホホです。また修行してリベンジですね。

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  3. 手前でコケてあんな場所でよく上がりましたね。脱艇はしてしまいましたが落ち着いたリカバリに脱帽です。

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  4. いやあ、滝前でコケちゃまずいっすよね。滝に挑戦の資格なしです。でもリカバリーはまずまずでした。しかしそこで集中力使い果たした感じです、トホホ・・・。

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