2013年9月22日日曜日

嵐の吉野川ツアー ~その①~風雲の小歩危の巻


9月15日~16日はClass5吉野川ツアーに参加してきました。
数日前の予報では気温30度、晴天とのことだったので、持って行った装備は完全夏仕様。ところが前日あたりから雲行きが怪しくなり、台風18号が直撃しそうな情勢です。そういえば去年も大増水だったなぁ。さて、前夜14日に定宿の阿波池田ユースホステルに着いたのは22時頃。私以外のメンバーはすでにこの日、好天の大歩危を漕いで充実した表情でした。
あけて15日朝、起きてみるとしっかり雨が降ってます。しかもなんとなく肌寒い気温。TVでは、この日の午後から夜にかけ台風が四国~東海地方に上陸しそうだとのこと。そのため予定を早めて朝食を摂らずに7:30に出発。途中、神戸から参加のMさんと合流し一年ぶりの再会です。
雨はずっと降ってはいましたが、風雨はさほど強くはありませんでした。下名水位は1.58-1.78と、Yararenger師匠に言わせれば中途半端で難しい水位とのこと。
まずは鉄橋の瀬。迫力はあるが、難しい瀬ではありません。全員クリア。
次に森囲いの瀬。激しくはないが、浅くて沈すると怪我が多いようです。しかしさほど難しい感じもなく、Yararenger師匠の指示ルートを通って全員何事もなくクリア。

森囲いをゆくかめ吉さん、写真で見るより波は大きく迫力があります

二段の瀬。ここの核心部は上流から見えないのでちょっといやな感じですが、師匠の指示ルートを通ると何事もなくクリア。


二段の瀬を行くMickyさん、この日は沈ゼロを達成、SUGOI!

そしていよいよ大滝。今回の水位ではなかり巻きが強く、捕まればただでは出られそうもありません。Yararenger師匠の指示は、まず上段の右岸エディを取る事。そこから一旦川の中央部の小さなホールまで出て、その後右岸に戻って核心部で右岸脇のエディーにブーフ、というルート。右岸ベタを通ると右へのブーフが難しくなるからこのルートが最適との事です。ますは師匠がお手本。なるほど、何事もなかった様に目的地に到達。つづいてMさん。あれれ?真ん中行っているよ、と思うまもなくホールど真ん中へ吸い込まれて行く、というか突っ込んで行く!と、そのまんまホールでもみくちゃ。しばらく揉まれて出ませんでいたが、さすがのMさんも沈脱。パドル、人間、ボートの順に吐き出されて行きました・・・。これも見ていたメンバーはみんなビビってしまいました。上段のエディーはみんな取れたのですが、その後中央に出て行く勇気がなく、みんな右ベタを進んでしまいます。その結果よけい右エディーに入りづらくなり、結果中央ホールに吸い寄せられて行く・・。でも、なんとか皆さん無事通過。
大滝のホールに突っ込んで行ったMさん、そこまでやるか~!でもカッコ良すぎ!
大滝ホールをかわそうと格闘するあららさん
ホールに食われながらもなんとか切り抜けるよういちさん

そして次は最難関の曲り戸の瀬。この日は途中のブーフポイントにある岩からの返し波が大きく、とても難しそう。Yararenger師匠のお手本もちょっと失敗気味。二度目できれいに決まりました。
Mさんは一発目できれいにブーフ。奈落を行く選択しもあったのですが、私もブーフコースを狙ってみました。でも結果はトホホ。行き過ぎて岩の左を落ちてしまいました。落ちた時にがつんと来ましたが、事なきを得ました。ここを通ってしまうのは2回目だなぁ。まだまだ修行が足りませんのォ。それでも皆さんも無事通過です。
なんとかブーフポイントへたどり着こうとする私、でも通り過ぎてしましました
奈落へ突っ込むかめ吉さん

さて最後は鮎止の瀬。私も一応ここまで沈せず来られたので、ここも沈なしで通過するのが目標です。まずはYararenger師匠がお手本。やや左岸から入り、左からの横波をかわして右眼へ抜けるルート。この瀬は水位ではあまり変わらない様です。次いでMさん、イキナリ見せます。出だしの横長ホールでサーフィン!沈したらどうすんねんというところで魅せます。そして、沈しそうになりながらも耐えて核心部へ。難なく裁いて通過、やるなぁ~!完全に惚れました。大したモンです。
その後のSさんも完璧にクリア。みなさんも沈はありましたが無事通過。そして私、行くぞと気合いを入れたのでしたが、あっさり沈。左からの波であっけなく転びました。あとで画像を見ると、左から波が来る時に左ブレードを入れてますね。こりゃイカンです。右パドルで越えようと思っていたのですが、右ブレードを早く入れすぎたため、肝心の場所で左ブレードになってしまっていたのですね。いや、まだまだです。
鮎止一段目でのサーフィンで度肝を抜いて、その後もクリアのMさん。普通じゃないっす。

今年も鮎止を完漕したMickyさん、やるぅ~!
鮎止の私、そこで左パドルは無いでしょっ!

それでも雨の中、充実した一日を漕ぎきって全員無事ゴール。楽しかったです。終了後は讃岐うどんでビールを頂き、台風近づく宿へと戻りました。
なお、この日ヘルメットに仕込んだビデオ、パナソニック HX-A100が故障。蓋がきちんと閉まってなかったのかな?思っていた画像が得られず、編集動画はちょっと(いつにも増して)できが悪いですので悪しからず。


動画はこちらでご覧ください

4 件のコメント:

  1. お疲れ様でした。
    動画で見るとまた違った反省点がわかります。
    また修行して出直したいです。お世話になりました。

    返信削除
  2. やっぱり小歩危は迫力ありますね~!怖い怖い!(汗)
    台風のときに当たるとは増水を招く方の影響ですかね?!それにしても水の色が・・・・

    返信削除
  3. かめ吉さん、吉野川お世話になりました。修行すべきところがあるから余計楽しいんですよね。お互い来年はレベルが上がっていることを目指してゆきましょう。

    返信削除
  4. OWLさん、Yararenger師匠はさかんにMickeyさんが台風を呼んでいると行っていましたが、やっぱりClass5ツアーが呼んでいると言っていいんじゃないっすかね。普通の吉野川がどんなのか、私には解らなくなりました。

    返信削除