2014年1月23日木曜日

Class5ニュージーランドツアー ~その2~


さて年が明け、元旦はワイカト川に行きました。ここはフルジェイムスというフリースタイルカヤック世界大会も開かれたビッグウェーブのある川です。そしてそのはるか下流にはフカフォールというとてつもない滝が控えています。
フルジェイムスの水量は、すぐ上流にあるダムで管理されているとの事でした。この日は午後から水位が上がるとの話でしたが、残念ながら上昇はわずかのみ。ビッグウェーブを堪能するには至りませんでしたが、非常に美しい水で楽しくショート・ダウンリバーが出来ました。そして、このフルジェイムスのエディには温泉が湧いています。今年初の沈脱を喫した後は、この温泉で癒されました。
この日の私の船はBliss-stick RADでした。私にはちょっと大きかったかな。
ワイカトはフルジェイムス以外はマッタリでした。水質は抜群です。

フルジェイムス下段で遊ぶ南極三号さん



フルジェムスで脱ってながれつくと、そこは温泉が湧いていました

フルジェイムスのエディ温泉に浸って癒される人たち

この日の帰りはGoldSprings付近にあるワイオタプ温泉に寄りました。ここも川が温泉となっていて、多くの観光客が入っていました。この川底の泥は「Rotorua mud」として製品になりパック用に売っていて、美容に良いようです。これ、お土産に買ってしまいました。夜になってからはカイツナに土蛍(Glow warm)を見に行きました。洞窟の中にぽつんぽつんと光ってました。点滅はしていなかったです。帰り道には遊歩道脇にいっぱいいるのを見つけました。洞窟でなくてもいっぱい見えますよ。
ワイオタプ温泉、底の泥は美容に良いと人気のスポット
穴の中でポチッと光っているのが土蛍。でも帰り道に道ばたにわんさかいるのに気づきました。

1月2日最終日は再びカイツナ川に行きました。この日は300t/sと初日よりはだいぶ落ち着いた水量になっていました。それに二回目なので、少し余裕かな・・、とその考えが甘いんですね。
パワーハウスはなんとか無事通過、滝までは沈せず来られました。そしていよいよTutea滝にリベンジ。右寄り右寄りと思ってスタートしたら、本流に乗れずスピードが付きませんでした。コースはよく、リーンもしてブーフもやったつもりですが・・・。ズルンと真下に落ちて行き、そのまま撃沈。15秒ほど揉まれていました。そして早くも今年2回目の脱!トホホです。素早くレスキューされ、岸に上がるとそこには磯五郎さんも居られました。
漕ぎ終わって、ケニーさんのベースで着替え。その後ベースの100mほど山側にあるご自宅をみせてもらいました。すばらしい眺め、おしゃれな家、かわいい子供達とアヒル。すべてがそろっていて完璧ですね。
無事ツアー終了!

ケニーさんの自宅らの眺望。木々の間からカイツナが見え隠れしています。


楽しかったカヤックツアーもこれで無事終了。ホント、夢のような日々でした。この日はカイツナ源流を探索した後、オークランドへ移動。ホテル泊で1月3日の便で帰国しました。また行きたいな~

動画はこちらでご覧ください


おまけ

私にとっては初めての海外カヤックツアーでした。知らないことだらけでしたが、いくつか学習したことがあり、今後行かれる方の参考になればとここにとどめておきます。
・今回は年末年始のツアーだったので航空券がとりにくかったようです。私はエクスペディアを利用しました。7月頃だったと思いますが、エコノミークラス仁川乗り換えで往復15万円ほどでした。
・パドルを持ってゆきましたが、日本からオークランドまで、成田で別料金2万円ほどとられました。空港・航空会社によっては扱いは違うようです。一緒に行かれる方がいる場合は、何本かまとめて持って行った方が安上がりです。帰りはなぜか15000円でした。不思議です。
・ニュージーランドは物価はやや高めで、日本の1ー2割増しくらいです。コンビニはガソリンスタンドに併設されており、売っているものは日本ほどではないですが、それなりにあります。スーパーには何でもあります。日本食関係のものも結構ありました。

ロトルアのスーパーにて。こんなものまで売っていました。
・食事は肉と魚介は美味しいです。ただパンや菓子は甘くて量が多いです。少なめに注文した方が良いようです。ロトルアではパブ、イタリア料理店などで食事しました。ケンタッキーFCやバーガーキング、日本料理や中華のお店もありました。食べることは困らないと思います。ラム肉とマッスル(ムール貝の貝柱)、フィシュアントチップスは外せないでしょう。
ロトルアのレストランにて。右からスペアリブ、フィシュアントチップス、そして肉いっぱいのサラダ。
・ものの単位はCGS、車は左側通行で道路に信号は中心街しか無く交差点はロータリーがほとんど。インフラはヨーロッパ風です。しかし食べ物は甘くて量が多く、アウトドア大好きと生活はUSA西海岸風でした。
・今回は1日200~300Km くらいの移動は当たり前、すべてYararenger師匠運転のレンタカーで移動しました。道路は左側通行で違和感ないのですが、2車線の国道の制限速度は100km/hr。ちょっと遅いとどんどん追い越されます。車を使えばかなり広範囲の移動できますが、ガソリンは190円/Lくらいしていたと思います。交差点のロータリーは要注意です。

周りはほとんど牛か羊の牧場。どこまで行っても美瑛の丘の様な景色の中、100km/hrでひたすら進みました。

・最後にオークランド空港でチェックイン後、お土産ワイン2本買って機内に持ち込みました。しかし仁川で乗り換え時に没収されました。機内には100ml以上の液体は持ち込んではいけないとのこと。何故オークランドから仁川までは許されたのか不明ですし、なぜそこで売っていたのかも理解できません。慣れた方には当たり前のことかも知れません。


2014年1月21日火曜日

Class5ニュージーランドツアー ~その1~


2013年12月28日から14年1月3日まで、Class5ニュージーランドツアーに行ってきました。
12月28日朝に大韓航空機で成田を発ち、仁川で乗り換え。ここで今回のメンバー、南極三号さんと磯五郎さんのお二人と合流。夕方5時台発の便で一路オークランドへ向かいました。途中、夜中の2時頃に起こされて機内食が出るのは訳がわかりませんでしたが、現地着は朝9時前だったと思います。
空港にはすでに現地入りしていたClass5のYararenger師匠が迎えに来てくれていました。
さっそくニッサン・プレセアに乗ってこの日漕ぐ予定のワイロア川に向かいました。ワイロアはニュージーでも指折りの激流。移動直後に今回ツアーの最激流に向かうのは期待半分不安半分でした。
気温は夏と言うより関東の4月上旬くらい。天気は曇りで時々ぱらつく感じ。現地に近づくにつれ、次第に雨が激しくなり、到着時は土砂降りでした。ワイロワは日曜日にしか放水がないのでこの日にしか下れないとのことでしたが、川はすでに濁流となっていてとても無理そうです。しかたなく今回のツアーガイドをしてくれるケニーさんとカイツナを目指します。
オークランド空港にて。周りは日本車ばかりで、日本と言っても通るくらいです。ルーフキャリアはYararenger師匠持参で空気注入式の優れもの。

ケニーさん(Kenny Mutton)は、かつてのフリースタイルカヤックの世界王者で、今はカイツナでスクールとガイドをされています。とても親切かつ誠実、そしてカヤックと家族が大好きな素敵な方でした。
カイツナに着くと雨は上がっていましたが、ここもかなり増水していました。普段250t/sの流れが500t/sになっているとのこと。川幅は御嶽より狭いので、相当の激流です。ケニーさんのベースはカイツナ川のスタートから歩いて3分くらいの好立地。私が借りたのはディーゼル70、普段乗っているのと同じ船です。南極三号さんはBliss-stick mini-mystic,磯五郎さんはPerception Java、そしてYararenger師匠はBliss-stick Tunaと、各人にぴったりの船が用意されていました。
さっそく歩いてスタートに移動。ドライエントリーでいよいよツアーの始まりです。
コースの始まりはゲートが作ってありスラロームの練習をしています。それでもすぐに大きなドロップ。その後もパワーハウスなど名だたる瀬が続き、いよいよメインの落差7mあるTutea滝です。左の本流にのってスピードをつけ、右端によってしっかりリーンをかけながら思い切りブーフ、という指示。ガイドのお二人は先に行って下で待ってます。急に心細くなったけれど磯五郎さんが気合い一発で飛び出し行きました。次に南極三号さん。下でどうなっているか、全然見えません。合図の笛が鳴っていよいよ私の番。指示通りのコースで行ったつもりだったのですが、スピードが今ひとつだったのと、ブーフが不十分だったようです。落ちたら揉みくちゃにされました。それでもロール2回で脱出。なんとか生還できました。その後も迫力の瀬が続きましたが、無事全員ゴール。

パワーハウス下の磯五郎さん
Tutea滝に挑む南極三号さん
全員無事生還!


カイツナは不思議な地形で、蛇行しているためにゴールからスタートまでは歩いても10分くらいで戻れます。大満足で1日目を終え、宿のあるロトルアに向かいました。ロトルアはカイツナから車で30分程度の小さくきれいな地方都市です。ここの宿、Spa Lodge Backpakkersは町の中心地にあり、向かいにスーパーもあって便利です。マスターも日本人で非常に心強かったです。漫画好きのへんなフランス人がたどたどしい日本語で一生懸命話しかけてくるのは面白かったです。

ロトルアで4泊した宿、Spa Lodge Backpakkers

部屋は6畳くらいにベッド一つ。シンプルですが清潔でした。

さてツアー二日目はトンガリロ川に行きました。ここはカイツナとがらっと変わって岩岩セクションの多い川。大きな那珂川上流といったところでしょうか。Class2~3の瀬が続きます。しかし景色は雄大で、かつ植生が不思議です。北国のように高い杉が密生しているかと思うと、ジャングルのように大きなシダ類が茂っています。最後にビッグウェーブがあり、サーフィンを楽しんで終了。癒された一日でした。
トンガリロでもフルフェイスヘルメットからカメラ目線を送ってくれる南極三号さん

雄大な景色の中を進みます

ちょっと岩が多めですが、厳しいところはありません

ところで、ニュージーではどの川もラフトがいて、多くの人がアウトドアを楽しんでいました。走っている車は8割方日本車で、右ハンドルなので駐車場だけみれば日本と大差ない感じです。しかしその車の3割ほどはヒッチメンバー付き!道路ですれ違う車も、モーターボートやモトクロッサー、マウンテンバイクにシットオンカヤック、トレーラーハウスなどを引っ張っています。とても多くの人がアウトドアを楽しんでいるようでした。
ツアー3日目はランギタイキ川に行きました。ここは前半は宝川をすこし緩くしたような、傾斜と岩のある川相。途中にJeff's joyとよばれる有名な瀬があり3級と思います。スピード感とスリルが充分味わえます。その後の中盤はまったり流れの少ない癒し系。最後は2級の瀬が延々45分切れ目無く続きました。1日で3種の川相が楽しめるお得な川でした。
前半はこんな感じで、結構厳しい瀬が続きます
前半終盤のJeff'sJoyをゆくYararenger師匠



最後の45分はこんな瀬がノンストップで45分続きます



この日は宿に帰ってから地元マオリ族のショーを見て、その後さらに新年の花火大会を見に行きました。宿から歩いて行ける会場のロトルワ湖畔は大勢の人手で賑わっていましたが、屋台など出店はなし。みなさんおとなしく花火を楽しんでいました。



マオリのショーは凝っていて、カヌーに乗っての登場です

ロトルアの新年花火もなかなかのものでした



つづく

2013年12月15日日曜日

丹波川牛金淵ツアー

12月8日はClass5丹波川牛金淵ツアーに行ってきました。
この日のメンバーはどうこさんと私の二人。それに対しガイドはYararenger師匠とイマイ師範代、それにCATホマレ隊員の3名と豪華陣でした。いつものごとく道の駅たばやまに集合し、さっそくスタート地点に出かけます。
丹波川最上流のこのコースは私にとっては2回目です。前回は昨年12月にへたっぴカヤッカーさんと来ました。初めてだったので、かなりバクバクでしたが、今回はちょっと余裕はできたかな。でもまたへたっぴカヤッカーさんと漕ぎたいな。
まずは浅い瀬をいくつか越えるとすぐ牛金淵に到着です。メインドロップの直前まで入念にスカウティングしてスタート。Yararenger師匠、ホマレ隊員につづいて私。メインドロップは右から左へ抜けるつもりでいたのですが、左からまん中へと落ちて行きました。でも結果オーライ、気持ちよく通過できました。どうこさんは何故か少し時間がかかったようですが、無事メインドロップを通過。改めてみると牛金淵のゴルジュは結構長く見事ですね。一部には日も当たって神々しい雰囲気でした。
牛金淵のエントリーはこんな感じ、流れのパワーはないです

このメインドロップ直前が一番難しそう
右からのはずが左側からメインドロップに吸い込まれて行く私

牛金淵、下流側から見るとこんな感じ。絶壁の2mもない隙間を流れが通っています


その後もいくつかテクニカルな瀬を越え、核心部に到着。ここは昨年とはだいぶ形が変わっていました。のこ核心部を通過するのは3回目ですが、毎回形がかなり変わってます。このあたりの岩が脆いようですね。Yararenger師匠はもちろんすべてクリア。しかし中段のブーフ着水時にすこしバランスを崩しかけました。これを見て、私は上段・中段はパスし、下段からのスタートを選択。しどうこさんは違いました。中段からスタート、男前!。そして見事にブーフが決まり、水平に安定して着水。完璧なクリアでした。やるなぁ~!ZENをえたどうこさんは、鬼に金棒、水を得た魚ですね。これからさらにどんなパドラーになって行くのか楽しみです。

核心部中段、どうこさんの完璧なブーフ炸裂!


核心部を越えた後もドロップにつぐドロップ、楽しい時間が続きます。休まず漕いですこしおなかがすいてきた頃に最後の滝に到着。前回はブーフのタイミングが早すぎると言われたので、今回はちょっと待ってからブーフ。すると狙った右エディにきっちり入れました。きんっもち良イ!その後は程なくゴール。
最後の滝の私。これまもまだパドル入れるのが少し早いようにも見えますね。


道の駅たばやまで暖かい昼食をいただいてから家路に向かいました。

道の駅たばやまでは今年も大勢のサンタさんが迎えてくれました。


動画はこちらでご覧ください

2013年11月19日火曜日

天国と地獄へ続く回廊、西沢渓谷

11月17日はClass5西沢渓谷ツアーに行ってきました。
西沢渓谷は山梨県を流れる笛吹川の最上流部に位置する景勝地です。
朝5時前に家を出て8時に現地集合。現地と言ってもあくまでも車が行ける終点です。ここからカヤックと装備一式25Kg以上を持って5Kmほど山道を歩く必要があります。
この日の参加者はなんと私一人だけ。それに対してYararenger師匠とイマイ師範代がサポートしてくれます。なんて贅沢なツアー!ホント無理な企画をお願いして申し訳ありませんでした。
このツアーの概略は聞いていたので、なんとか楽にカヤックを運ぼうとハーモニーのカヤックキャリアを用意しました。ただしオリジナルのタイヤの直径は25cmと大きすぎてカヤックに入らないので、20cmのタイヤに付け替えました。ホームセンターで1個760円で売っているものがぴったりでした。
さて、ガイドのお二人はカヤックを背負って歩き、私はキャリアで引っ張っているので楽勝だんなと思っていたのですが・・・。時間が経つにつれ、次第に脚の疲労がたまってきました。休み休み歩いて、11時前には展望台に到着。早い昼食を摂り、今度はカヤックを担いで川に降ります。この急な下り坂が結構キツイ。しかも登山客がぞろぞろいてすれ違いながらの行程。もう少しで川に出るというところで両足が攣ってしまいました。こんなに体力がなかったのかとちょっとショック。
それでもなんとか河原に出てようやくスタートです。周囲では多くのハイカーが食事をしながら不思議そうな目でこちらを見ていました。

こんな感じでひたすら5Kmの山道を上って行きます

スタートは食事中のハイカーに見られながらでした

ごく浅い瀬を越えるとすぐ五段の滝です。三段目が落差5mくらい?でこの付近では一番高いようです。谷の向こうからはハイカー達が足を止めて見ています。まずはYararenger師匠がゆき、イマイ師範がゆき、そしていよいよ私。一段目、二段目は余裕でクリア。三段目にくると、ゲゲッ高い!でももう遅い、止まれません。そのまま落ちるしかありませんでした。着水するとプールの左端方向に走ってしまい、壁に激突して沈。ロールしようとしたところ、両足が攣って動けない!なんとか脱するとイマイ師範が素早くレスキューしてくれて事なきを得ました。しかしここはまだ小手調べの段階、この先大丈夫?不安もよぎりますが、ダブルガイドがいつもいてくれることで何とか先に進めました。

5段の滝、この下の方でやられました
その後もいっぱい滝やドロップがあり、どの順で何があったがよくわかりません。たぶん5m以上の滝が4つあり、そのうち3カ所で脱った事は確かです。でもすべてスムースなレスキューのおかげで無事生還しました。滝以外にも、スライダーやドロップが満載でどこをとっても楽しく得難い経験でした。
ここでもやられました

Yararenger師匠はどのカットでも様になってます
最後にあるボスキャラ竜神の滝。スカウティングした時は、あまりに高くてここを行くなんて信じられないくらいでした。それでもやれば出来るものですね。スタートしてからは、すべてが飛んで行くような、止まっているような。一瞬のような、永遠のような。昔TVであったタイムトンネルの中を浮遊している様なかんじですかね。まさに異次元の体験です。気づいたらここでもレスキューされてました。

竜神の滝を行くイマイ師範代、カッチョイイ~!ここは2段目で、このすぐ上にも5mクラスの滝があります
それでもなんとか4時前には川から上がれました。しかしその後も駐車場までは山道が3Kmほどあり、これがきつかった。というか、私の体力が消耗していてカヤックを持ち上げられません。情けないが、荷物の一部をイマイ師範代に持っていただきなんとかカヤックを担いで歩き出しました。しかしそれでも数百メートル上ったところで力尽きました。ホント恥ずかしいのですが、その後はYararenger師匠にカヤックを担いでもらい、身一つで最後の峠を越えました。ありがとうございました!最後はなんとか自力でカートでカヤックを引き駐車場へたどり着きました。ホントお二人には大変ご苦労かけてしまいました。でもこんな体験、普通出来ないですね。57歳の私が無事生還できたので、若い方には次回ぜひ参加してほしいものです。まさに異次元体験ですよ。
5時に帰路につきましたが、中央道の渋滞で家に着いたのは午後10時でした。17時間に及ぶトリップはようやく完結できました。

駐車場前の土産物店になぜか閻魔様がいましたがスルー。ヘトヘトでしたがなんとか無事生還できました。

動画はこちらでご覧ください

2013年11月11日月曜日

ブーフ天国!只見川上流部




11月4日は只見川上流部(奥只見川)に行ってきました。
前夜は檜枝岐に宿泊、朝には仙台から府中人さんも加わり、岐阜の貴公子Hさん、神戸の突撃隊長Mさん(別名カヤック界のマー君)、DOHAさんと私の計5名となりました。早速檜枝岐川を上流方向に進み、七入りから御池を通って新潟県境を目指します。檜枝岐から約30分で福島県の一番端っこ、新潟県境にかかる金泉橋手前の喫茶店「山ん中」に到着。昨年もここの駐車場に車をおかせていただきましたが、今年も快諾いただきました。ありがとうございました!ここで着替えて回送へ。川を見ながら約5Km先のゴールへ向かい戻ってきます。ゴールは銀山湖(別名奥只見湖)です。昨年も同じコースで下りましたが、その時は全く初めてだったので、ほぼすべての瀬をスカウティングして相当時間がかかりました。今回は二度目なので楽勝かなと思ってスタート。

スタート地点はまだ福島県。向こうに見える金泉橋の向こうは新潟県です。

ところが、道路から見た印象とは違って、昨年よりかなり水量が多い!初っぱなからハードです。スタートすぐで通過する金泉橋は2年前の豪雨で流され、昨年は仮設橋でしたが今回は新しい橋が架かっていました。ただ橋の前後はまだ工事中で、連休のこの日も重機がうなっていました。工事の人はこちらの方を不思議そうな目で見ていました。
この日もこ区間を下ったことのある私が先頭を取らせていただきました。でもヘンテコなコースを取ったり、意味不明な指示を出したりしてメンバーにはご迷惑をおかけしてしましました。申し訳ありません。それでもこの日の只見川は面白い!水が多く流速も早いですが、これでもかと言うほど快適なドロップがたくさんありブーフ天国です。ホールもいっぱい出来ていましたが、今日のメンバーの船と技量では危険なほどのところはなさそうでした。それでも所々にログがあって、注意すべきところは何カ所かありました。
落差があり、流れも速くてスピード感もある瀬が延々と続きます。

大きな岩をよけながらどんどん進みます

横長ホールもあちこちにありましたが、なんの!
息を抜ける箇所はほとんど無かったですが、雨の景色もすばらしかったです


最後の大きな瀬をゆくHさん
最後の瀬を下流川からみるとこんな感じ。もうこの画面左は銀山湖です。
増水した川をテンポ良く下って奥只見湖にたどり着いたのは、まだ1時過ぎ。プットアウトは一面流木に覆われていましたが、砕氷船のごとく進んで無事ゴール。昨年は水面上2mほどにあった鉄製の階段が、ちょうど水面まで届いていました。大きなトラブルもなく、全員大満足で帰路につきました。この水量のこのコース、みなさんあっさり片付けるなんて、相当の力量ですね。

ゴール後のメンバー。みんなやるなぁ~!

動画はこちらでご覧ください


2013年11月7日木曜日

「マー君だって負ける日もあるさ」の檜枝岐





11月3日は檜枝岐川に行ってきました。
この日のメンバーは、岐阜の貴公子Hさん、神戸の突撃隊長Mさん(別名カヤック界のマー君と命名)、帰国後間もないDOHAさんと私の4名。
さて2週間前に檜枝岐に来た時は紅葉はまだだったのですが、この日はもう盛りをこえていた様です。地元の方によると、今年の紅葉は遅く始まり早く散ったとのこと。先週くらいがベストだったんでしょうか。それでも天気予報は良い方に外れて、まだまだ美しい紅葉が楽しめました。
さて、朝9時に屏風岩に着くとすでに他のメンバーはS字滝を熱心にながめていました。水量は2週間前よりはかなり少なそうです。これなら僕も行けるかな?
そして、この日のために持ってきた新兵器、AR Drone2.0の登場です。これはWi-Fiでスマホやタブレットで操縦するヘリコプター。先端と底部にカメラが付いており、HD画像を撮影知る事が出来ます。これでS字滝を撮影したいと思って、なんどか飛行練習をしてきました。しかし、いざやってみるとなかなか思い通りには行きませんね。滝の核心部をはっきりとらえることは出来ませんでした。こちらも修行あるのみですな。

これがAR Drone2.0。アマゾンでも売ってます。

AR Drone2.0で撮影した映像です。充分コントロールできず思った絵が撮れませんでした。


さてこの日は、アッパー下半分と、ミドルコースを下ることになりました。早速スタートに向かい準備。一応私がここに来ている回数が多いので先頭になり、ここが初めてのお二人をご案内しました。1年ぶりのアッパー区間でしたが、昨年とはあまり変わってない印象です。水量はこの時期としてはすこし多めというところでしょうか。
アッパー第一核心部をゆくHさん

同じくDOHAさん

しかしさすがに猛者揃いのメンバー。1時間ほどで難なくアッパー区間を通過し、いよいよS字ねじり滝に到着です。近づいてみると、出発前より水が増えている?滝下右岸にあった岩が朝は見えていたのにこの時点では隠れています。巻きも強くなった感じでちょっとやばそう。私はポーテージを選択。しかしポーテージしようとしている間にHさんが早くもスタート。カメラを構える余裕もありませんでした。後ろ姿ではいいコースに入っていった様に見えたのですが、着水後に沈して捕まってしまいました。それでも体と船は右岸に流れてきてなんとか回収。つづいてMさん(マー君!)が挑戦。ちょっと右に寄りすぎたか、バウが右の岩にこすれた感じで沈。リカバーしかけましたが脱。やはり右岸に流れてきました。

MさんのS字滝1回目
MさんS字滝2回目
Mさんもさすがにきつかったろうと思うのですが、なんともう一度挑戦することに。今度は本流ど真ん中に乗れましたが、バウが上がらず、着水後バックエンダー。見事なロールを披露するも脱。またも右岸に流されて回収。
いやあ、でもこの滝はホントに難しいですね。捕まった時も半端でないパワー。でも脱したら右岸に流されるということが解ったのは大きな収穫かな。前夜は楽天のマー君もついに巨人に負けましたが、カヤック界のマー君も負ける日もありますよ。

ミドル区間の美しい渓谷



この後はいつものミドル区間。美しい紅葉の中をさくさくと下り、2時前にはゴールできました。
その後は幻の滝を探して彷徨いましたがたどり着けず、前沢曲家集落を見学して宿に向かいました。何度ももの前を通っていましたが、見学したのは初めてでした。なかなかしっとりした良いところですね。もう一工夫あれば相当な観光地になると思いました。

    
前沢集落をゆくメンバーたち

前沢から舘岩川を望む


動画はこちらでご覧ください。