2016年9月25日日曜日

那珂川第二セクション(疎水公園~鳥の目)

9月22日は那珂川第二セクションの西岩崎疎水公園から鳥の目河川公園までの区間を漕いできました。メンバーはドーハさん、元やん、へたっぴカヤッカーさんと私のオヤジ4人衆。元やん以外はみんな初めての区間です。これより上流の那珂川第一セクション、疎水公園までの区間は何度も行ったことがありますが、第二セクションは水量がないと行けないのでこれまでチャンスがありませんでした。この秋の長雨でようやく巡ってきた好機到来です。

この日も天気は雨、晩翠橋0.54でかなり良い水位らしいです。
まずは疎水公園の堰堤越えでスタート。我々は左岸側からポトリと落ちましたが、ドーハさんは魚道を難なく下降。そっちの方が面白そうで行っておけば良かったなぁ。

堰堤越えの元やん、ロックスターでの参加です
雨でも所々良い景色はありました

Funで参加のへたっぴカヤッカーさんも沈なしで完漕




前半の核心部行くドーハさん

その後は豊富な水量で快適に進んで行きました。川幅が広いのであまり気を遣わず気持ちよいダウンリバーが出来ましたが、所々に性悪そうなホールが口を開けておりこれらは避けて行く必要がありました。舟を下りてスカウティングした方が良さそうな場所が2カ所。あと梁の瀬は慎重なボートスカウト。そしてゴール近くにも険悪ホールがありましたね。途中のウェーブで何度か遊びましたが、さすが年の功か誰も沈もせず、スムースに2時間かからずゴールです。


いや、初めてのコースは楽しいですね。出来ればもうちょっと良い天気で下りたかったけれど贅沢すぎかな?案内してくれたもとやん、ありがとう。充分楽しめました。







動画はこちら



2016年8月30日火曜日

スラローマーへの道は遠い

このところあまりブログ更新してませんが、カヤックは漕いでいます。
ただし、スラローム艇。8月は主に静水練習で白丸湖通いでした。舟はフェリーグライドさんにお借りしている、旧竹下百合子艇。とにかく軽く、スターンを沈めやすいです。
これまでダウンリバーばかりでしたので、エディーに入ったら一休みして次を見るという癖が抜けません。ところがスラロームではエディーからいかに早くスピードを落とさずに出るかがキモの様です。ですからエディーに対する考えが全く違います。こんな練習していたらダウンリバー出来なくなるのでは?という心配してしまうほどです。


最近の愛艇、オリンピアン竹下百合子選手が使っていた舟です。

最近のホームグラウンド、白丸湖


ただし、良いこともいくつかありました。一つはパドリング、もう一つは船体のフラットを保つことです。クリークボートだと重くスピードが限られており、どうしても手数で進もうとしてしまいます。しかしスラローム艇はとにかく軽いので、一漕ぎの違いがもろにスピードに反映されます。フォワードストロークではより遠く深くにブレードを刺すことで、前よりもスピードが出るようになった気がします。またスウィープもより強力になった(つもりです)。
そして船体をフラットを保つこと。ダウンリバーではリーンする時は意識していましたが、それ以外フラットを意識することはあまりありませんでした。スラローム艇ではわずかな逆リーンでターンしてその後フラットを保ちスターンを沈めながら回転するのが早いようです。このときいかにフラットを保つかが難しい。普段意識していなかったなぁと思いながら練習し、反時計回りはスターンカットしながらのターンはそこそこ出来る様になりました。しかし時計回りでは途中でスターンが浮いてきてしまいます。逆リーンをかげすぎてしまうようです。
そんなこんなの地味な練習を繰り返し、今年中にはレースデビューしてみたいな。なんと選手登録もしてしまったし、スラローム艇も注文してしまいました。このさきどこまでたどり着けるでしょうか?

2016年6月27日月曜日

スラローム挑戦への道

私この10月に(生きていれば)還暦を迎える予定です。それとは無関係ですが、3年後の2019年には茨城県で国体が開催されます。カヤックのスラローム競技は久慈川で行われるそうです。そこで、というか・・、スラローム始めます!国体参加目指します!目指すのは自由だ!地元枠でラッキーがあるかも。
と、なんだがわからない理由でスラロームの第一歩、踏み出しました。
6月26日は奥多摩のフェリーグライドさんの講習を受けてきました。スラローム艇に乗るのはこの日が2回目です。そこでこの日一緒に講習受けたのが、ぬあんと5年ぶりにスラ艇に乗るどうこさん!偶然と言うか、ひょっとして赤い糸で結ばれている??
まずは座学、その後白丸湖に移動して実践。2回目なので大体まっすぐには漕げました。リーン、パドリングなどまずは基礎練習。いろいろ普段のYararenger師匠とは違う指摘もいただき、新しい気づきもありました。そしてラダー、スターンカットなど次第に実戦的な練習へ。
スターンカットはプレイボートのそれとは違って小さく素早くターンさせるための技。これがなかなか難しい、奥深いです。
この日の師匠、元気です

白丸湖は景色も良く気持ちイイです


運命の糸で結ばれた?どうこさん


ラダーは普段のダウンリバーやクリークでは滅多に使いませんが、スラロームでは多様するらしい。バウラダーで逆リーンかけスターンカットしながらターン!きっちりは出来ないが、なんとなく出来そうなかんじで、これはこれで面白い。フェリーの時のリーンのかけ方や、フォワードのパドリングなど考えてもいなかったような理論を聞いて新たな世界が広がった感じです。しばらくこの道を進んでみるかな。




2016年5月17日火曜日

檜枝岐クラブ檜枝岐合宿~その②~

合宿二日目、5月4日は湯ノ岐川に行きました。前夜から雨でこの日も午前は大荒れの予報。このため水が少ない湯ノ岐川も、ゆっくり出れば漕げるようになっているのではとの目論見でした。
しかし・・・、全く当て外れ。水位はとても低く、トホホの状態でした。
。ドーハさんはわざわざ新潟から4時間かけて参加してくれたのですが、申し訳ないくらいのコンディション。この日は白樺公園から公民館までのコースでしたが、半分くらいは船底を擦っていたのではと思うほどです。おまけに釣り人も結構いて気を遣いました。
それでも所々で短い瀬や堰堤越えもあり、特にメインの湯ノ花温泉街にある大滝小滝は面白かったですね。

スタートの白樺公園にて。ギャラリーいると嬉しいですね

岩盤ではズリズリ進むのがやっと

川幅が狭くなると一応漕げました

堰堤落ちはそれなりに楽しめます
大滝全景
大滝を行くへたっぴカヤッカーさん

終わった後は伊勢屋さんで蕎麦をいただきました。いや、ひどい低水位の川にお連れしてしまい、皆さん大変申し訳ありませんでした。檜枝岐ロワーか、アッパーが良かったですかね。おまけに私のヘッドカメラがかなり上を向いていて、木と空ばかり写っていて川の映像乏しく動画編集できませんした、トホホです。それでも皆さんのおかげで楽しく過ごせました。今度は雪解けある間に行きましょう!





おまけ
合宿後、さらに一泊して5月5日たかつえにてゴルフやって来ました。

天気はイマイチ、私のスコアはイマニでしたが、南極さんと元やんはさすがの実力ですね。



2016年5月15日日曜日

檜枝岐クラブ檜枝岐合宿~その①~




5月3日~4日は檜枝岐で合宿してきました。今回は遠くエクアドルから帰国中の南極さんを迎えてのカヤックです。
初日は檜枝岐川(伊奈川上流部)。アッパー後半からミドルの定番コースです。晴天、新緑に加え、美しい水が大量に流れており最高のコンディション。おそらく今まで漕いだ中で最高の水量だったと思います。迫力はかなりありましたが、多くの岩が水面下に隠れるため危険性はむしろ少なく快適でした。スタートは遅かったですが、1時間かからずアッパーを終えて屏風岩でお昼です。

美しい緑、豊富で透明な水、そして青空。言うことなしのコンディションでした。

瀬の形は毎回少しずつ変わってます。ここは屏風岩入り口。気持ちよく飛んで行くホリホリさん。
屏風岩2段目を行くトロ5さん
水量多いのは良かったのですが、ここだけは無理でした。

瀬の形は毎回少しずつ変わっています。屏風岩入り口の瀬はやや右で気持ちよく飛べました。その先はいつも右の屏風岩に押しつけられそうになっていましたが、今回はまん中をすんなり通れました。屏風岩の上段、下段とも左右まん中の三方向、どこからも気持ちよく通れました。しかしS字滝だけは・・・、絶対無理!と思いました。水量多いのに真下に落ちて巻き上がっている!残念ながら還暦迎える前にここを飛ぶのは諦めるしかなさそうです。
ミドルコースも水量多く大迫力。カエル跳びは普段は右からが本流ですが、この水量だと真中ですね。その先のクランクも岩が水に隠れてどこからでも行けそうでした。



カエル跳びの元やん
南極三号さんには私のNANOに乗っていただきました。
滝からでてきた!?磯五郎さん
イナズマもかつての迫力に近くなってました
そのイナズマで若干一名リタイア!



いや、楽しかった。最高のコンディションでした。元やん大変お世話になりありがとう。漕ぎおわってこの日の宿は小豆温泉花木の宿。ゴールから車で5分、屏風岩のすぐ下流です。料理もまずまずで、地酒が進みました。
つづく・・・。

やっぱり国権ですよね、元やん。




Hinoemarta creek from Toki Suya on Vimeo.







2016年4月17日日曜日

西根川で滝三昧

4月10日はClass5奥会津エキサイティングツアーに行ってきました。
例年この時期の会津はまだまだ雪に覆われているのが普通ですが、今年は積雪が少なくすでに雪解けは終了。伊南川や舘岩川の水位は低くなってしまっていました。しかし西根川はまだそこそこの水量を保っており、この日は西根川を漕ぐことになりました。
昨年はこの川のロワーとミドルセクションを下りましたが、今年はいよいよアッパーセクションに挑戦です。昨年スカウティングした時は、1mもある雪の中をあるいて川の様子を見るだけでも大変でした。しかし今年は周囲にほぼ雪はなく、簡単にアクセスできました。先週もこのセクションのツアーだったようですが、その時よりも水量はやや多いとのことでした。

スタートからいきなりの5mクラスの滝。しかも上段が巻いています。私はちょっと捕まりましたが何とか脱出でき無事降下。




その後も5mクラスの滝多数、滝ともドロップとも言えるような瀬も無数にあり飽きません。ただ、物理的に通れないような水路や伐採された木で危険な箇所などあり2*3カ所はポーテージ。また10mクラスの堰堤もありよほど注意しないとガイドなしではリスク高そうでした。




いやあ、濃い一日でした。楽しかった。これ以上水多いと怖いですね。それに雪が残っているとポーテージやスカウティングが大変そうなので、ちょうど良いコンディション当てたようです。


2016年3月20日日曜日

ブーフクリニック in 丹波川

3月13日はClass5ブーフクリニックin丹波川に行ってきました。
今回は丹波川ロワーセクションでのブーフ講習。ブーフはダウンリバーやクリークには必須のテクニックですが、なかなか思い通りには行きませんね。特に私は手こぎから抜け出し切れていないので、ブーフの一漕ぎがなかなか決まりません。ただ、たまに上手く行くとすごく気持ちイイです!このブーフに特化した講習、他では聞いたこと無いですね。クリーク行きたい方はぜひ受けた方が良いですよ。
さて
この日の丹波山村は前日に雪が降り、周囲は雪景色。こんな日和に集まった参加者はなんと8名。それも半分は女性で華やいでします。それにしても最近のClass5は女子率高いですね。Yararenger師匠の魅力でしょうか?いや、ここは「?」入れたら良くないか。
女子率高いClass5。まずは立って座学です。
周りの山は雪景色

スタートからそこそこの水量あり



川の水はこの時期としては多め。底をする様なこともなく、快適に進みます。そしてブーフポイントでは繰り返し練習。Yararenger師匠のお手本を見ていると、ほんと簡単そうなんですが実際にやってみるとなかなか出来ません。それでも皆さん、だんだん形になってきます。

まずはブーフを繰り返しながらポイントまでダウンリバー



ブーフポイントについたらまずはYararenger師匠のお手本。リーンとキャッチが肝ですね。




この日もっとも安定したブーフを見せたS氏

へたっぴヵやっかーさん、なかなか出来そうに見えるショット

私は後傾になってしまう悪い癖、そして自分より後ろまでブレードを引いてしまいます
 いやぁ、ブーフは奥が深いですね。でも大勢でやると楽しく、また自分の長所短所も理解しやすい気がします。まだまだ繰り返し受講する必要がありそうです。