さていよいよカヤックツアーへ出発の朝。まずは師匠のいるホテルに集合。最低限の持ち物以外は師匠の部屋に置いて出発です。同乗するのは今回のガイド、地元ネパールのラフトがイドであるハンターさん。そしてその友人でインド人ラフトガイドのガプさん。ハンターさんは師匠のラフト会社社員のお知り合いで今回ガイドを引き受けてくれました。日本語も英語も堪能で、明るくマッチョな若者です。車はインド・タタ製の小型バス。運転手はまた別の地元の人でした。
カトマンズとポカラを結ぶネパールで一番の幹線道路を通って行くのですが、これがすんごい道。基本的に片側1車線で舗装の多くは荒れており、所々は未舗装です。そんな道を大型トラック、バス、バイクが各自の最高速度でぶっ飛んで行きます。センターラインも無いに等しく、自分より遅い車両があるとガンガン追い越して行きます。見通しの悪いカーブでも抜いて行く!道沿いは集落が点在しており、各所にコカコーラやペプシの看板出した店も多く見られました。途中よったドライブインではおいしいコーヒーが飲めました。ネパールは紅茶が有名ですが、最近はコーヒーも栽培しておりどこで飲んでもコーヒーの質は高いようでした。
ところで、ネパールの川ってみなさんどんな印象持ってましたか?私は木も生えてない荒涼とした山の中を流れる激しいクリーク、みたいな印象でした。しかし今回のツアーで行った川は全く違いました。緑の山に抱かれた大河、それもむちゃくちゃ水量が豊富。おそらく1000~3000t程度は普通に流れているとおもわれます。この時期は雨期が終わって乾期に入ってすぐでしたが、水量は通常か多少多い程度とのことでした。
この区間に中国の業者がダムを造りつつあり、数年後には漕げなくなってしまうようです
GoProで動画も撮ったつもりでしたが、はじめの2日はあまり撮れておらず残念。清流ではないが、笹濁りで水質は悪くありませんでした。大波いっぱいでしたが、そこまで厳しい瀬は無くなんとか沈せず1日目ゴールへ到着。この日はゴールした岸のすぐ横で豪華なグランピング。2ヶ月前にできたばかりのリゾートでした。我々の他にはラフトできた高齢アメリカ人グループがいました。シャワー、トイレ、たき火付き、ビールあり。ネパール料理もだんだん慣れてきて、ここの食事も上品で美味しかったです。
グランピングのウエルカムドリンクをいただく、スイカのジュース。 |
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